【MLB】ロイヤルズ0-3エンゼルス(6月16日・日本時間17日/カンザスシティ)
エンゼルスのサンドバル投手が7回までに102球を投げて無失点、6奪三振という圧巻の内容で今季4勝目をマークした。
昨季の後半から安定した投球を見せ、WBCメキシコ代表にも選出されるなど大谷翔平投手に続く先発の柱として期待されたサンドバルだったが、今季はここまで12試合に先発して3勝6敗と低迷。この日の登板までは5連敗を喫し、さらに直近の2試合は6失点、5失点と乱調で昨季の輝きを失いつつあった。
ところがこの日は1回裏に無死一、二塁のピンチを切り抜けて無失点に抑えると、リズムに乗ったか、その後はランナーを出しても要所を締める投球でロイヤルズ打線を無失点に抑える好投を披露。得意のチェンジアップとシンカーをうまく駆使してゴロを打たせるというサンドバルの得意な形に持ち込んだ。
圧巻だったのが7回裏。先頭のウォーターズ外野手をカーブで空振り三振を奪うと、続くブランコ外野手も外寄りのチェンジアップを振らせて連続三振。最後はプラット内野手に対して低めにボールを集めて、6球目に外角低めに投じた140キロのスライダーを振らせて三振。堂々の三者連続三振で締めくくり、後続にマウンドを託した。
このサンドバルの快投にABEMA視聴者も「サンドバル、復活だな」「サンディ輝いてるな」「さんちゃん素晴らしい」とサンドバルを絶賛するコメントが続々と投稿され、解説を務めた福島良一氏も「大谷翔平投手のようですね」と賛辞を惜しまなかった。
サンドバルの好投に打線も応えたのか、この日のエンゼルスは9安打で3点を奪うと、サンドバルのあとを継いだバックマン投手も2イニングを無失点に抑えてゲームセット。サンドバルは5月6日以来となる4勝目を挙げ、エンゼルスもワイルドカード争いに一歩前進する形になった。
(ABEMA『SPORTSチャンネル』)
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