【MLB】ロイヤルズ10-9エンゼルス(6月17日・日本時間18日/カンザスシティ)
打った瞬間は誰もが最悪の事態を覚悟した。エンゼルスの大谷翔平投手が「2番・DH」で先発出場したこの試合。チャンスで内野ゴロに倒れたものの併殺は免れ、打点も記録。足で稼いだ打点にTwitter上でも多数の反響が寄せられた。
3-2でエンゼルス1点リードの5回表。1死一、三塁のチャンスでこの日の第3打席に入った大谷。ロイヤルズ先発・メイヤーズが投じた初球、低目のチェンジアップを打つと打球は二塁手・ロペスのほぼ目の前へ。ただここでロペスはグラブからボールがうまく取り出せず、遊撃手・オリバレスへのトスが遅れた。この隙に大谷は猛然と一塁を駆け抜け、併殺を免れた。三塁走者のレンヒーフォが生還し4点目が入り、大谷は今季55打点目とした。
チャンスで最悪のゲッツーとなりそうな打球も、爆速ダッシュで回避、価値ある追加点となる打点ゲット。「絶対にセーフになってやる!」と気迫が伝わるプレーにTwitter上では「めちゃ足速い」「走力すげぇ」「あれでゲッツーにならないとか強すぎやん」「足速いし足長い」など驚きの声が。
大谷は5月2日(日本時間3日)のカージナルス戦で今季2度目の完全休養をして以来、43試合連続スタメン出場中。盗塁も10決めており、投打の二刀流はもちろん、足でもファンにインパクトを与えている。なおエンゼルスはリードしながら終盤の継投が大誤算。9回はデベンスキーが2点を失いサヨナラ負けとなった。
(ABEMA『SPORTSチャンネル』)
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