5月30日に開幕し、6月18日終了時点で、横浜DeNAベイスターズが11勝6敗で首位に立ったセ・パ・交流戦。それを2位の読売ジャイアンツ、福岡ソフトバンクホークス、オリックス・バファローズの同率2位3チームが、0.5差で追うという大混戦の様相を呈しているが、そうした中で注目が集まる交流戦のMVPについて、野球解説者・里崎智也氏が言及した。
【映像】球場騒然!バウアーが仰天行動
6月16日放送のABEMA『バズ!パ・リーグ』では、交流戦最終盤の展望とともに、交流戦MVPについて取り上げることとなったが、その際、まず番組司会の辻歩アナウンサーは、交流戦の開催期間中、投手・野手それぞれの部門で活躍している選手たちを紹介した。
■投手部門(※6月15日終了時点)
【防御率】
[1]0.00:才木浩人(阪神)・高橋宏斗(中日)
[2]0.38:山本由伸(オリックス)
[3]0.86:九里亜蓮(広島)
【勝 利】
[1]3勝:山本由伸(オリックス)
[1]3勝:バウアー(横浜)
[1]3勝:戸郷翔征(巨人)
【奪三振】
[1]31:バウアー(横浜)
[2]25:山本由伸(オリックス)
[3]24:村上頌樹(阪神)
■野手部門(※6月15日終了時点)
【打 率】
[1].434:近藤健介(ソフトバンク)
[2].396:牧 秀悟(横浜)
[3].395:岡島豪郎(楽天)
【本塁打】
[1]7本:岡本和真(巨人)
[2]5本:近藤健介(ソフトバンク)
[2]5本:丸 佳浩(巨人)
【打 点】
[1]16:岡本和真(巨人)
[2]15:山口航輝(ロッテ)
[3]13:近藤健介(ソフトバンク)
その後、里崎氏の見解を聞くこととなったが、辻アナウンサーから、「山本、バウアー、この2人が、交流戦、(成績を)上げてきていますよね?」と、投手部門について水を向けられると、里崎氏は「…いや、でも、優勝したチーム(から選出されるもの)だから、MVPは。どこが優勝するかによって変わるんですから。(たとえば)DeNAが優勝したら、バウアーの可能性もあるし、野手の可能性もあるし…っていうところもあるしね。」と、MVPの選出にあたっては、個人の活躍もさることながら、あくまで「チームが優勝する」という前提条件があると指摘。そのため、野手部門の顔ぶれを見た際にも里崎氏は、「巨人が優勝したら岡本でしょうね。ソフトバンクが優勝したら近藤でしょうね。」「だからもうね、MVP争いは優勝したチームだから(優勝チームが確定しなければ、考えようがない)。」と、自身の見解についてコメントした。
(ABEMA『バズ!パ・リーグ』)