将棋の棋王戦コナミグループ杯・挑戦者決定トーナメントの2回戦が6月27日に行われ、佐藤康光九段(53)と佐々木勇気八段(28)が午前10時から対局を開始した。七冠王である藤井聡太棋王(竜王、名人、王位、叡王、王将、棋聖、20)への挑戦権に近づくのは、どちらの棋士か。
【中継】第49期棋王戦コナミグループ杯挑戦者決定トーナメント 佐藤康光九段 対 佐々木勇気八段
佐藤九段は1987年3月に四段昇段。竜王戦2組(1組以上:28期)、順位戦B級1組(A級以上:26期)。タイトルは永世称号を持つ棋聖の6期を含め計13期。棋戦優勝も12回を誇る。2017年2月から日本将棋連盟の会長職を担っていたが、今年6月9日をもって退任した。序盤から発想力豊かな将棋を展開することで知られ、様々な異名を持っている。
佐々木八段は2010年10月に四段昇段。竜王戦2組(1組:2期)、順位戦A級(A級:1期)。棋戦優勝は若手棋戦の加古川青流戦で1回。昨期、B級1組を抜けてA級入りが決定。八段昇段を果たし晴れてトップ棋士の仲間入りを果たした。若きころからその才能を高く評価された居飛車党で、横歩取りでは「升田幸三賞」を受賞したこともある。
持ち時間は各4時間で、振り駒の結果、先手は佐藤九段。ABEMAではこの対局を終了まで生放送する。
(ABEMA/将棋チャンネルより)