【MLB】エンゼルス-ホワイトソックス(6月27日・日本時間28日/アナハイム)
エンゼルスの大谷翔平投手が「2番・投手」で先発マウンドに上がり、1回を3人で抑える完璧な立ち上がりを見せた。
大谷はここまで投手としては15試合に先発し、いずれもチームトップの6勝、防御率3.13、117奪三振という数字を残している。4月までは失点も少なく勝利を重ねていたが、5月に入ると得意のスイーパーを打ち込まれるケースが目立つようになり、なかなか勝ち星がつかない試合が続いていた。その後ストレート主体の投球スタイルに変えて6月15日(日本時間16日)に1カ月ぶりの勝利となる6勝目を挙げると、前回登板である6月21日(同22日)も7回1失点12奪三振と好投。打線の援護がなく負け投手にはなったが、自身も納得のピッチングを見せている。
今季16度目の二刀流先発マウンドとなったこの日も、前回同様立ち上がりから制球の良さを見せると、1番ベニンテンディをセンターフライ、2番アンダーソンを三振に抑える。そして現在ア・リーグ本塁打ランキングで大谷に次ぐ22本を放っている3番ロバートJr.も三振に。7勝目に向けて絶好のスタートを切った。
打つ方ではホームランキングを独走し、6月は月間打率.363、11本塁打24打点と絶好調の大谷。自身の登板日にもよく打っており、今季はここまで3本のホームランを放っている。この試合でも自身を援護する1発が飛び出すか、投打ともに目が離せない。
(ABEMA『SPORTSチャンネル』)




