【MLB】エンゼルス5−11ホワイトソックス(6月28日・日本時間29日/アナハイム)
エンゼルスの大谷翔平投手が「2番・DH」でスタメン出場した試合で7回、エンゼルスのドルーリーの放った右中間への大飛球をホワイトソックスのライトとセンターが追うと、両者同時にホームランキャッチを試みる華麗な“クロスジャンプ”を見せる一幕があった。なおボールはスタンドインしている。
【映像】捕れていればスーパープレーだった華麗なクロスジャンプ
ジャンプしたセンターとライト、どちらのグラブにボールが収まったのか。そんなシーンが生まれたのは7回。この回先頭のドルーリーがカウント1-1からの高めの変化球を捉えると、打球は右中間方向へと高く上がった。フェンスオーバーするかしないかという大きな当たりを、センターとライトの両者が追う。落下点付近に近づくと、両者ともにボールに向かってジャンプ。これがそれぞれの方向からグラブを差し出すように飛んだため、ちょうどボールと重なるように“クロス”した形となった。
着地した2人は自分のグラブにボールがないのを確認すると、「お前捕った?」「あれ?お前じゃないの?」とでも言うように顔を見合わせる。どちらもキャッチしていないことがわかると、きょろきょろ当たりを見回しボールを探すような仕草も見られたが、結局ボールはスタンドへ。きっちりドルーリーのホームランとなっていた。
キャッチしていればスーパープレーというクロスジャンプだったが、結局ホームランだったことで、どこかコミカルな雰囲気が漂う。SNSでは、両者のグラブの間をすり抜けるようにスタンドに入った打球に対し、「ドルーリーボールをあの隙間に入れるのスゴすぎ」といった声も上がっていた。
(ABEMA『SPORTSチャンネル』)





