【MLB】エンゼルス7-9ホワイトソックス(6月29日・日本時間30日/アナハイム)
エンゼルスの大谷翔平投手が「3番・DH」でスタメン出場した試合で9回、大谷がセンターへ特大の今季29号2ランを放つと、打球がスタンドインするより先に名物の花火がフライング気味に打ち上がる珍事が起こった。
【映像で見る】大谷翔平の29号HRにフライング気味に打ちあがる“確信花火”
5-9とエンゼルスが4点を追いかける9回、2死一塁で大谷がこの日5度目の打席を迎えた。初球から積極的に打ちにいく姿勢を見せていた大谷は、カウント1-2からの投じられた低めのスライダーを完璧に捉えると、大谷らしい打球音を残してボールはセンターへ。打った瞬間それとわかる当たりに、大谷自身ホームランを確信したようにゆっくり歩き出し、打たれた投手も打球の行方を見ることすらしないまま、ボールはスタンドに設置されたエンゼル・スタジアム名物の岩山に吸い込まれていった。
するとここで信じられないことが起こる。エンゼルスの本拠地であるエンゼル・スタジアムでは、エンゼルスの選手がホームランを放つとセンターのスタンドにそびえる岩山から花火が打ち上がり炎が吹き出るのがお馴染みの光景となっているが、大谷の打球に花火担当者も本塁打を確信したのだろう。ボールがスタンドインするよりも早く“確信花火”が打ち上がったのだ。
手応え十分のホームランを放った際、大谷が一塁へ走らずにゆっくり歩きだす“確信歩き”がカッコいいとよく話題になるが、さらに劇的な1発の際には、歩くことすらせず打球の行方を見つめる“確信止まり”なる言葉が見られたり、打った瞬間に観客がガッツポーズで立ち上がる“確信立ち”をしたりと、大谷のホームランには“確信○○”シリーズとでも言うべき現象が見られることが多い。この日は、それがホームランの着弾地点で起こった。シリーズ最新作の“確信花火”、今後も多く見たいものだ。
(ABEMA『SPORTSチャンネル』)
■大谷翔平 人気記事
■Pick Up
・嫌われない広告とは?「ABEMA」のスポーツ×広告事例から紐解く
・スポーツコンテンツに適したの“ライブ特化型広告”って何?
・槙野智章氏と考える「スポーツ×マーケティング」の可能性