【MLB】カブス-ガーディアンズ(7月1日・日本時間2日/シカゴ)
7月1日(日本時間7月2日)、カブスの鈴木誠也外野手が「4番・DH」でガーディアンズ戦に出場。この試合、ファンにとっては“待ちに待った”ゲームとなった。というのも悪天候でまさかの2時間45分遅れに。それでも詰めかけた観客は飽きることなく酒宴を開き、仲間とともに愛するホームチームのプレイボールを待っていたのだ。
【映像】カブスの鈴木誠也、4番・DHで4試合ぶりスタメン復帰!
カブスにとってア・リーグ中地区で2位のガーディアンズを迎えたインターリーグの一戦、この日のリグレーフィールドはプレイボール前から曇り空で、いつ雨が降り出してもおかしくない天気。スターティングメンバーが発表され、試合開始まで残り1時間を切ったところで、とうとう大粒の雨が降り始めた。
すぐさまグラウンド整備のスタッフが総動員してダイヤモンドをシートで覆い、試合開始の遅延が決定。ABEMAの中継でもダイヤモンドを保護するシートに雨が降り続ける様子が映し出され、視聴者たちからも「これは中止か」「ダブルヘッダー?」というコメントが投稿され、試合中止を予想する声が多く見られた。
ところがリグレーフィールドに集まったファンはグラウンドを後にするどころか、降りしきる雨の中でずっとプレイボールを待つとばかりに外野スタンドを埋め尽くし、さらにはこの雨の中、ビールを飲んで待つというファンもいるほど。NPBと比べスケジュールが過密であり、観客のほとんどが自家用車で来場することが多いメジャーリーグでは、試合開始がいくら遅れても待っていられるという“ファンの耐性”があるのかもしれない。
そんなファンの願いが届いた(?)のか、雨脚は次第に弱まり、現地時間21時にプレイボールを迎えた。本来の予定時刻から、実に2時間45分も遅れての試合開始となった。見守る日本のファンも「お客さんよく残っているな」と感心しつつ、日本時間11時にようやく始まったゲームを心待ちにしていたようだ。
鈴木は首の痛みによって3試合休養していたが、この試合は4番・DHでスタメンに復帰している。
(ABEMA『SPORTSチャンネル』)





