6月30日にABEMAで放送された野球番組『バズ!パ・リーグ』に、昨季までの6シーズン、埼玉西武ライオンズで監督をつとめた辻発彦氏が出演。開幕前に行われた第5回・WBC(2023 ワールド・ベースボール・クラシック)でも好守を見せた西武・源田壮亮について言及した。
【映像】“たまらん” 西武・源田の超絶守備が炸裂した瞬間(複数カット)
この日の放送では、広岡達朗・森祇晶・野村克也の“3名将”の下で主に二塁手としてプレーし、パ・リーグの二塁手としては最多となる8度のゴールデングラブ賞を受賞するなど、レジェンド級の名手として活躍した辻氏を迎え、古巣・西武における“現在の名手”として活躍中の源田が披露した好プレーを改めて紹介することとなったが、その際に辻氏は、6月25日に楽天モバイルパーク宮城で行われた東北楽天ゴールデンイーグルス戦でのグラブトス&バックハンドトスなどをVTRで眺めながら、「どんな打球に対しても、状況判断をして、急ぐプレー、急がなくていいプレー、判断できるところが源田選手の素晴らしいところですね」と、改めて“名手・源田”の優れた判断力を称賛。
また、その流れで辻氏は、自身にとっても監督1年目となったルーキーイヤーの源田を振り返り、「初日、キャンプに入って、守備練習見たときに、源田でいけるところまで行こうと。決めました。」と、入団時から“別格”といった感じの守備力の高さを披露していたことが、それ以降、現在まで続くこととなる、源田のレギュラー起用へと繋がったことを明かした。