【MLB】カブス0-6ガーディアンズ(7月1日・日本時間2日/シカゴ)
これぞメジャーというようなビッグプレーが飛び出した。カブスの鈴木誠也外野手が対戦したガーディアンズのレフト、クワンは、迫る壁に臆することなく、レフト線の難しい打球をスライディングキャッチ。実はクワンは、あのヌートバーのように日本人としてWBCに出場する権利を持っているアジア系プレーヤーでもあったのだ。
そのプレーが生まれたのは7回裏のカブスの攻撃。この回は下位打線からはじまり、代打マンシーニをサードゴロ、8番のマドリガルをセンターライナーに打ち取り、2死走者なしで打席には9番バーンハートが入った。
ここまで4安打に抑え込まれていたカブス打線の中で第1打席でセンター前ヒットを放つなど、打撃好調だったバーンハートに対しガーディアンズの3番手、サンドリンは初球をスライダーで入ってストライクを奪うと、続く2球目には148キロのストレートを投じたが、これをバーンハートはスイングした。
打球はレフト線へフラフラと上がり、ファウルゾーンのフェンスにぶつかりそうでもあったが、これをレフトのクワンがダッシュしてスライディングキャッチ。フェアゾーンに入るスレスレのところで右手を伸ばして捕球し、アウトに。記録はレフトへのファウルフライとなり、この回のカブスの攻撃をゼロに抑えた。
素晴らしいプレーを見せたクワンは昨季、ルーキーイヤーながら打率.298を記録しア・リーグの新人王投票で3位に入った若きスター。守備範囲の広さにも定評があり、昨季のゴールドグラブ賞にも輝いている。この試合では2回裏にセンターとのまさかの“お見合い”もあったが、そのミスを帳消しにするビッグプレーを見せた。
さらにクワンと言えば、父のレイモンドさんが中華系アメリカ人、そして母のジェインさんが日系人のため、WBC日本代表としての参加資格があったことでも知られるアジア系プレーヤーだ。そんな若きスターの活躍にABEMA視聴者からは「ナイスプレイ」「クワンイイね」といったコメントが寄せられていた。
(ABEMA『SPORTSチャンネル』)
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