6月28日に京セラドーム大阪で行われたオリックス・バファローズ対千葉ロッテマリーンズの一戦で、6回を投げ、見事無失点に抑える好投で、ハーラー単独トップとなる7勝目を掴み取ったオリックスの“怪物”山下舜平大について、昨季まで埼玉西武ライオンズの監督をつとめていた野球解説者の辻発彦氏が言及した。

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交流戦では初の黒星を喫するなど、ファンからは調子を落としているのではないかと心配する声も寄せられていたが、そうした中で臨んだこの試合で山下は、これまでしばしば話題となってきた150km/hを超える剛速球に加え、カーブを効果的に使うピッチングでロッテ打線を翻弄。奪った三振こそ5つと、これまでの投球を鑑みれば“やや控えめ”ではあったものの、ギアアップ投球と省エネ投球を器用に使いわけながら6回を零封。まったく危なげない内容でハーラー単独トップとなる7勝目を掴み取った。