【MLB】パドレス─エンゼルス(7月3日・日本時間7月4日/サンディエゴ)
エンゼルスの大谷翔平投手が「3番・DH」で出場。注目の第3打席はこの日2つ目の四球となったが、勝負する気がほぼゼロと言わんばかりの配球。ストレートでの四球に対し、現地ファンからはため息と大きなブーイングが起こった。
6月の月間MVPに選出されたことが発表されたなかで迎えたこの試合。大谷は第1打席、フルカウントから四球を選び、第2打席は引っかける形でのショートゴロに凡退とここまでバットで結果を出すことができずにいた。それだけにペトコ・パークに集まったファンは大谷の胸のすくような一発に期待していたことだろう。
迎えた5回表のエンゼルスの攻撃。1死一塁という場面で大谷はこの日3度目の打席を迎えることになった。対戦するのはパドレス先発でナショナル・リーグ6月の月間MVPに選出されたスネルで、この日3度目の月間MVP同士の対決となったが、スネルは長打を警戒してか、初球、2球目ともに外角低めに大きく外れるスライダーを投じて2球連続でボール。3球目もほぼ同じ位置にスライダーを投げてボールとなり、カウントは3-0となった。
打者有利なカウントになってしまったせいか、スネルは4球目にストレートを投じたが、これも外角へ外れる明らかなボール球。結局1球もストライクのボールは来ることなく、大谷は死球で一塁に歩かされる形になった。ABEMA中継の実況でも「入れずなのか、入らずなのか」と大谷に対する配球に苦言を呈するほどだった。
スネルの消極的な投球に対し、敵地ペトコ・パークは大きなため息とブーイングに包まれた。その後エンゼルスは1死満塁までチャンスを作ったものの、後続のレンフロー外野手が見逃し三振、エスコバル内野手がサードゴロに倒れ、またも無得点に終わった。
実質敬遠とも言える大谷の四球を見たABEMA視聴者からは「勝負しろよ!」「ブーイングw」「投げれるとこないんやろ」などのコメントが多く寄せられた。(ABEMA『SPORTSチャンネル』)
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