6月の月間MVPと週間MVPを同時に受賞した大谷翔平。この発表があった7月3日(日本時間4日)にエンゼルスの番記者がチーム内のスイングスピードランキングをツイートし反響を呼んでいる。トップ2は“トラウタニ”で、大谷の指標を上回るトラウトの“振りの速さ”も話題だ。
『オレンジ・カウンティー・レジスター』紙記者のジェフ・フレッチャー氏はTwitterで、「MLBが集計する新しいバットスピードに関する指標を見つけた。これがエンゼルスのもので100打席以上が対象だ」とツイート。投稿にはそのランキングが添えられた。
1位:マイク・トラウト/73.8マイル(118.8キロ)
2位:大谷翔平/72.8マイル(117.2キロ)
3位:ミッキー・モニアック/71.7マイル(115.4キロ)
4位:ハンター・レンフロー/71.2マイル(114.6キロ)
5位:マット・サイス/69.4マイル(111.7キロ)
6位:ブランドン・ドルーリー/69.2マイル(111.4キロ)
7位:テイラー・ウォード/67.6マイル(108.8キロ)
8位:ザック・ネト/66.9マイル(107.7キロ)
9位:ジオ・ウルシェラ/65.5マイル(105.4キロ)
10位:ルイス・レンフィーフォ/64.3マイル(103.5キロ)
11位:アンソニー・レンドン/63.3マイル(101.9キロ)
※数値は各選手の平均スイングスピードで、()内はキロ換算したもの
トップ2はチームで唯一72マイル(115.9キロ)超をマークしたトラウトと大谷翔平。僅差でトラウトが大谷を上回るスイングスピードを記録している。ちなみに“トラウタニ”の平均打球速度は、それぞれトラウトが92.1マイル(148.2キロ=MLB全体で18位)、大谷が94マイル(151.3キロ=同5位)と、ここでは大谷が上回っている。3位以下の顔ぶれも興味深く、3位は2022年途中にエンゼルスへ加入したモニアック。4位レンフロー、5位サイスと続く。今季は1番打者を任されるケースも多く、ここまで打率.307、本塁打9、打点24点と好成績を残すモニアックは、打球速度でもトラウタニに次ぐ数値を残している。
スイングスピードでチームトップのトラウトは、奇しくも3日(同4日)の試合で手首を痛めて途中交代するアクシデントに見舞われたが、チームにとって欠かせない存在だけに大事に至らないことを願いたい。
(ABEMA『SPORTSチャンネル』)
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