【MLB】ブリュワーズ6-7カブス(7月4日・日本時間5日/ミルウォーキー)
鈴木誠也外野手の所属するカブスが、1点リードの延長11回裏、同点のピンチを招くもレフトのハップが好返球を見せて試合を締めくくった。
【映像】これぞメジャーの職人芸!鈴木誠也同僚、同点のピンチを救う鬼肩バックホーム
カブスが7-6と1点リードで迎えた延長11回裏、1死三塁の場面でトゥラングがレフトへのフライを放った。三塁走者のミラーはもちろんタッチアップ。しかしハップがフライを捕球してから無駄のない動きで正確かつ素早いスローイングでワンバウンド送球を披露。ホームでクロスプレーとなりタッチアウト。ダブルプレーが成立し、試合が終了した。
ハップの返球は決して地を這うようなレーザービームやノーバウンドのバズーカ的なスーパースローではなかった。しかし一見地味に見えるが、捕ってからが速くコンパクトな動きにドンピシャな送球はさすがメジャーリーガー。前の回にもハップは好返球でサヨナラを防いでおり、2イニング続けて守備で魅せたことになる。
ABEMAのコメント欄にも「ナイス返球」「わーーお」「ドンピシャやな」といったコメントが書き込まれた。
ホームでアウトが成立した直後、キャッチャーのアマヤはジャンプし喜びを表すも、ハップは大きく感情を表すことなく、少し照れくさそうな表情で仲間たちから祝福を受けた。
昨年のゴールドグラブ賞受賞者にとってみれば、このプレーは「当然だよ」といったところなのかもしれない。
(ABEMA『SPORTSチャンネル』)


