【MLB】パドレス8−5エンゼルス(7月4日・日本時間5日/サンディエゴ)
エンゼルスの大谷翔平投手が「3番・投手」で先発出場。この日は微妙なコースをボールと判定され三振が取れなかったり、四球となってしまう場面が多く見られた。3回には三振を確信した投球をボールとされると、思わず大谷が固まったように立ちつくすシーンも。この回は失点には結びつかなかったものの、ファンからは不満の声が多く上がった。
この日の大谷は最近見せていた速球で押すスタイルではなく、カットボールを織り交ぜながらの組み立て。そしてストレートとカットボールという速球系の中に、スイーパーやカーブといったボールでタイミングをずらすというピッチングだった。特にこの日はスローカーブが冴え、最も遅いボールで70.1マイル(約112.8キロ)と抜群の緩急を見せていた。
しかし3回、先頭のオドーアに対しカウント2-2から絶妙なスローカーブを投じるも、ストライクゾーン高めに決まっているように見えたにもかかわらずストライクを取ってもらえず判定はボール。完全に見逃し三振を奪ったと確信していた大谷は、ストライクコールがなかったことで動きを止め固まってしまった。その後怪訝な表情を浮かべると、次のボールを投げ込むもこれが外れボール。三振を奪ったと思ったオドーアに結局四球を与えてしまった。
これにはファンから「ストライクとって欲しかった」との声が上がったほか、その後に対するパドレス先発マスグローブが同じような高めのボールを投げた際に球審がストライクをコールすると、「大谷のカーブがボールで マスグローブのはストライクねぇ」「高めのカーブ大谷さんのときボールだったくせに?」「大谷の時はそのカーブ取らんかったろ」と不満を訴えるツイートが飛び交っていた。
カウントを苦しくしたところを痛打されたり四球を与えたりすることが多かった大谷は結局、右手中指のマメの影響もあって6回途中5失点で降板。今季4敗目を喫している。
(ABEMA『SPORTSチャンネル』)
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