6月28日に福岡PayPayドームで行われた福岡ソフトバンクホークス対東北楽天ゴールデンイーグルスの一戦で、ソフトバンクの周東右京が披露した“想定外の爆速本塁突入”が野球ファンの間で話題となっている。
【映像】周東が本塁突入!バッテリー絶望の瞬間
2-2の同点で迎えたこの試合の8回裏、この回先頭、四球で歩いた4番・栗原陵矢の代走として起用された周東。その後、申告敬遠などにより1死満塁となった場面で、9番・甲斐拓也への初球、楽天4番手・渡辺翔太が投じた130km/hのスプリットは、外角へと大きく外れてワンバウンドに。これを楽天の捕手・炭谷銀仁朗は身を挺して前に落とし、事なきを得たかに思われたが、この一瞬の隙を周東は見逃さず、まさかの本塁突入を敢行。前に落としたボールを拾おうと、炭谷が本塁前に二、三歩駆け出したときには、既に本塁近くまで進んでいるという、“驚きでしかない速さ”で、そのまままんまと本塁を落とし入れ、チームに貴重な勝ち越し点をもたらすこととなった。