【MLB】ヤンキース6-3カブス(7月8日・日本時間9日/ニューヨーク)
13年総額465億円男が、大谷翔平を凌ぐ“爆速”の豪快ホームランを放った。カブスの鈴木誠也外野手が「4番・ライト」で先発出場した試合、対戦相手のヤンキースの強打者スタントンが初回に打球速度118.1マイル(190キロ)の先制ソロ本塁打を記録。過去、何度も“年間最速ホームラン”を放ってきた男が真骨頂を見せた。
“これぞMLB”と言えるような、目の覚めるような一撃。本塁打ランキングを独走する今季の大谷翔平の打球もそうだが、ヤンキースのスタントンが第1打席に放ったそれも、打った瞬間に“入る”とわかるほどの超高速弾をレフトスタンドに突き刺した。
スタントンはカブスの先発・スマイリーの甘く入ったシンカーを完璧に捉えると、ボールはあっという間にレフトポール上部附近を通過。2016、2017、2018、2021と、いずれも120マイル(193キロ)を超える打球速度で、そのシーズンのメジャーNo.1の記録をマークしてきた男が、その力を見せつけるような一発だった。
持ち前のパワフルな打撃を武器に、ヤンキースでも2021年から30本超えを記録しているスタントン。2014年から13年総額約465億円という巨額の契約でプレーしてきたが、今年34歳を迎えるなか年齢の衰えを隠せないのか。今季は打率が上がらず、自慢の長距離砲もこの試合を前に7本と、本来の調子を出せていない。辛口の現地ファンに非難されることも増えていた。
ただ、この一発は打球速度118.1マイル(190キロ)、飛距離447フィート(136メートル)と全盛期を彷彿させるもの。打球速度は大谷が今季記録した117.1マイル(188キロ)を超え、第3位のスピードだ。
スタントンの真骨頂ともいうべき一撃を目撃した視聴者は、「えぐ」「どんだけ飛ばすのよw」と驚愕したようだった。
なお、スタントンは5回、ライトを守る鈴木の頭上を越す2本目の第9号を放ち、ヤンキースは彼の活躍もあり6-3でカブスを退けた。今季のヤンキースはジャッジが離脱し、ア・リーグ東地区4位と低迷しているが、この日のスタントンは「ジャッジがいなくても俺がいる!」を印象付けるインパクトを残した。今後のスタントンも期待できそうだ。
(ABEMA『SPORTSチャンネル』)
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