2023年のNPBオールスターゲームは株式会社マイナビが協賛し、「マイナビオールスターゲーム2023」として7月19日(水)にバンテリンドーム、20日(木)にマツダスタジアムでそれぞれ開催されます。
本記事では2023年7月14日に発表されたプラスワンで選出の2名(両リーグ1名ずつ)を含む、オールスター出場メンバーを紹介します。
目次
- オールスター2023の出場メンバーは?
- オールスター2023のスタメンはいつ発表?
- まとめ
オールスター2023の出場メンバーは?
セ・リーグ出場選手一覧
ポジション | 選出 | 選手名 | 球団名 | 背番号 | 選抜回数 |
---|---|---|---|---|---|
投手(先発) | ファン投票選抜、選手間投票選抜 | 村上頌樹 | 阪神 | 41 | 1 |
投手(中継) | ファン投票選抜 | 岩崎優 | 阪神 | 13 | 3 |
投手(抑え) | ファン投票選抜 | 湯浅京己 | 阪神 | 65 | 2 |
投手 | 監督選抜 | 清水昇 | ヤクルト | 17 | 2 |
投手 | 監督選抜 | 田口麗斗 | ヤクルト | 34 | 2 |
投手 | 監督選抜 | サイスニード | ヤクルト | 54 | 1 |
投手 | 監督選抜 | 東克樹 | DeNA | 11 | 2 |
投手 | 監督選抜 | 山﨑康晃 | DeNA | 19 | 7 |
投手 | 監督選抜 | 今永昇太 | DeNA | 21 | 2 |
投手 | 監督選抜 | 大竹耕太郎 | 阪神 | 49 | 1 |
投手 | 監督選抜 | 戸郷翔征 | 巨人 | 20 | 3 |
投手 | 監督選抜 | 九里亜蓮 | 広島 | 11 | 1 |
投手 | 監督選抜 | 小笠原慎之介 | 中日 | 11 | 1 |
投手 | 監督選抜 | R.マルティネス | 中日 | 92 | 2 |
捕手 | ファン投票選抜 | 梅野隆太郎 | 阪神 | 2 | 4 |
捕手 | 選手間投票選抜 | 大城卓三 | 巨人 | 24 | 1 |
一塁手 | ファン投票選抜 | 大山悠輔 | 阪神 | 3 | 2 |
一塁手 | 選手間投票選抜 | 中田翔 | 巨人 | 10 | 10 |
二塁手 | ファン投票選抜 | 中野拓夢 | 阪神 | 51 | 3 |
二塁手 | 選手間投票選抜 | 牧秀悟 | DeNA | 2 | 2 |
三塁手 | ファン投票選抜 | 佐藤輝明 | 阪神 | 8 | 3 |
三塁手 | 選手間投票選抜 | 宮﨑敏郎 | DeNA | 51 | 3 |
遊撃手 | ファン投票選抜 | 木浪聖也 | 阪神 | 0 | 1 |
遊撃手 | 選手間投票選抜 | 坂本勇人 | 巨人 | 6 | 14 |
内野手 | 監督選抜 | 岡本和真 | 巨人 | 25 | 5 |
外野手 | ファン投票選抜、選手間投票選抜 | 近本光司 | 阪神 | 5 | 4 |
外野手 | ファン投票選抜、選手間投票選抜 | 秋山翔吾 | 広島 | 9 | 6 |
外野手 | ファン投票選抜 | S.ノイジー | 阪神 | 7 | 1 |
外野手 | 選手間投票選抜 | 佐野恵太 | DeNA | 7 | 3 |
外野手 | 監督選抜 | 細川成也 | 中日 | 0 | 1 |
投手 | プラスワン | T.バウアー | DeNA | 96 | 1 |
セ・リーグのファン投票では、11部門中10部門において阪神タイガースの選手が選ばれました。ファン投票で10人が同一球団から選出されたのは、オールスターゲーム史上最多です。唯一、阪神以外のチームから選出されたのは、広島東洋カープの秋山翔吾(あきやま しょうご)選手でした。
リーグ最多得票は阪神の近本光司(ちかもと こうじ)選手で769,587票を集めています。これはパ・リーグを含めてトップの得票数でした。
選手間投票ではファン投票と異なり投手が先発、中継、抑えと別れておらず全部で9部門でしたが、阪神の選手は村上頌樹(むらかみ しょうき)選手と近本選手の2名が選出されています。ファン投票と選手間投票で重複選出となったのは阪神の2人、そして秋山選手の3人です。またファン投票と選手間投票で東京ヤクルトスワローズと中日ドラゴンズの選手はひとりも選出されませんでした。
監督選抜では、ファン投票と選手間投票で1人も選出されていなかったヤクルトと中日の選手が3人ずつ選出されました。またプラスワン投票では横浜DeNAベイスターズのT.バウアー選手が選出されています。
ファン投票、選手間投票、監督選抜、プラスワン投票をあわせてヤクルトは3名、DeNAは7名、阪神は11名、読売ジャイアンツ(巨人)は5名、広島は2名、中日は3名の合計31名が選ばれたことになります。
その31名の中で最多出場は巨人の坂本勇人(さかもと はやと)選手の14回目です。一方で初出場は全部で10名で、阪神は村上選手、大竹耕太郎(おおたけ こうたろう)選手、木浪聖也(きなみ せいや)選手、シェルドン・ノイジー選手の4名。ヤクルトはサイスニード選手、広島は九里亜蓮(くり あれん)選手、中日は小笠原慎之介(おがさわら しんのすけ)選手と細川成也(ほそかわ せいや)選手、巨人は大城卓三(おおしろ たくみ)選手、DeNAはT.バウアー選手でした。
また、外国人選手は合計4名で、昨年のドラフト会議で指名されたルーキーは1人も選出されませんでした。一方で昨シーズンオフの現役ドラフトで移籍した大竹選手(ソフトバンク→阪神)と細川選手(DeNA→中日)の2名が選ばれています。
パ・リーグ出場選手一覧
ポジション | 選出 | 選手名 | 球団名 | 背番号 | 選抜回数 |
---|---|---|---|---|---|
投手(先発) | ファン投票選抜 | 佐々木朗希 | ロッテ | 17 | 2 |
投手(中継) | ファン投票選抜 | 山﨑颯一郎 | オリックス | 63 | 1 |
投手(抑え) | ファン投票選抜 | R.オスナ | ソフトバンク | 54 | 1 |
投手 | 選手間投票選抜 | 山下舜平大 | オリックス | 12 | 1 |
投手 | 監督選抜 | 山﨑福也 | オリックス | 11 | 1 |
投手 | 監督選抜 | 津森宥紀 | ソフトバンク | 11 | 2 |
投手 | 監督選抜 | 和田毅 | ソフトバンク | 21 | 6 |
投手 | 監督選抜 | 平良海馬 | 西武 | 61 | 3 |
投手 | 監督選抜 | 田中将大 | 楽天 | 18 | 8 |
投手 | 監督選抜 | 種市篤暉 | ロッテ | 16 | 1 |
投手 | 監督選抜 | L.ペルドモ | ロッテ | 55 | 1 |
投手 | 監督選抜 | 加藤貴之 | 日本ハム | 14 | 1 |
投手 | 監督選抜 | 上沢直之 | 日本ハム | 15 | 3 |
投手 | 監督選抜 | 田中正義 | 日本ハム | 26 | 1 |
捕手 | ファン投票選抜、選手間投票選抜 | 森友哉 | オリックス | 4 | 6 |
捕手 | 監督選抜 | A.マルティネス | 日本ハム | 2 | 1 |
一塁手 | ファン投票選抜 | 頓宮裕真 | オリックス | 44 | 1 |
一塁手 | 選手間投票選抜 | 中村晃 | ソフトバンク | 7 | 2 |
二塁手 | ファン投票選抜、選手間投票選抜 | 外崎修汰 | 西武 | 5 | 2 |
三塁手 | ファン投票選抜、選手間投票選抜 | 栗原陵矢 | ソフトバンク | 24 | 2 |
遊撃手 | ファン投票選抜、選手間投票選抜 | 源田 壮亮 | 西武 | 6 | 5 |
内野手 | 監督選抜 | 紅林弘太郎 | オリックス | 24 | 1 |
内野手 | 監督選抜 | 小深田大翔 | 楽天 | 0 | 3 |
内野手 | 監督選抜 | 安田尚憲 | ロッテ | 5 | 1 |
外野手 | ファン投票選抜 | 近藤健介 | ソフトバンク | 3 | 5 |
外野手 | ファン投票選抜、選手間投票選抜 | 松本剛 | 日本ハム | 7 | 2 |
外野手 | ファン投票選抜 | 杉本裕太郎 | オリックス | 99 | 2 |
外野手 | 選手間投票選抜 | 万波 中正 | 日本ハム | 66 | 1 |
指名打者 | ファン投票選抜、選手間投票選抜 | 柳田悠岐 | ソフトバンク | 9 | 9 |
指名打者 | 選手間投票選抜 | 中村剛也 | 西武 | 60 | 9 |
投手 | プラスワン | 山本由伸 | オリックス | 18 | 5 |
パ・リーグはファン投票で東北楽天ゴールデンイーグルスを除く5球団の選手が選出されました。そのなかで最多の得票数だったのは指名打者部門の福岡ソフトバンクホークス・柳田悠岐(やなぎた ゆうき)選手で725,834票でした。
また三塁手部門では同じくソフトバンクの栗原陵矢(くりはら りょうや)選手が456,322票で選出されました。しかし2位のオリックス・バファローズに所属する宗佑磨(むね ゆうま)選手も455,831票を集めており、その差はわずか491票しかありませんでした。これがマイナビオールスターゲーム2023のファン投票における選出選手と未選出選手の最少差です。
選手間投票では9ポジションに指名打者を加えた10部門中6部門が重複での選出となりました。この選手間投票でも楽天の選手は未選出となっています。監督選抜ではこれまで未選出だった楽天からも田中将大(たなか まさひろ)選手と小深田大翔(おぶかた ひろと)選手の2名が選ばれています。
そしてプラスワン投票ではオリックスの山本由伸(やまもと よしのぶ)選手が選出されました。
ファン投票、選手間投票、監督選抜、プラスワンをあわせてオリックスが8名、ソフトバンクが7名、埼玉西武ライオンズが4名、楽天が2名、千葉ロッテマリーンズが4名、北海道日本ハムファイターズが6名の31名が選ばれたことになります。
その31名の中で最多の出場はソフトバンクの柳田選手と西武の中村剛也(なかむら たけや)選手の9回です。一方の初出場は13名で、オリックスからは山崎颯一郎(やまざき そういちろう)選手、山﨑福也(やまさき さちや)選手、山下舜平大(やました しゅんぺいた)選手、頓宮裕真(とんぐう ゆうま)選手、紅林弘太郎(くればやし こうたろう)選手の5名が選出されました。そのほか、ロッテからはペルドモ選手、種市篤暉(たねいち あつき)選手、安田尚憲(やすだ ひさのり)選手の3名、日本ハムからは加藤貴之(かとう たかゆき)選手、田中正義(たなか せいぎ)選手、アリエル・マルティネス選手、万波中正(まんなみ ちゅうせい)の3名、ソフトバンクからはロベルト・オスナ選手が選ばれています。
また日本ハムの松本剛(まつもと ごう)選手は昨年に引き続いて2度目の選抜となりますが、昨年は故障により出場を辞退しています。
外国人選手は合計3名で、昨年のドラフト会議で指名されたルーキー、昨シーズンオフに行われた現役ドラフトで移籍した選手は1人も選出されませんでした。
オールスター2023のスタメンはいつ発表?
マイナビオールスターゲーム2023のスターティングメンバーを決めるのは、セ・リーグが高津臣吾監督(ヤクルト)、パ・リーグは中嶋聡監督(オリックス)となります。予告先発制度が採用されており、試合の前日に両チームの先発投手が発表されます。
一方でスターティングメンバーの前日発表は公式では行われず、試合当日の発表です。しかしインタビューや取材の中で監督がスタメンの一部を明かすことはあります。
まとめ
2023年7月19日、20日の2日間で行われるマイナビオールスターゲーム2023の出場メンバーがすべて出揃いました。両リーグ31名ずつの選ばれしスタープレーヤーたちから、高津監督と中嶋監督はどのようにスタメンを組むのでしょうか。今から楽しみです。