【MLB】レッドソックス－アスレチックス（7月9日・日本時間10日／ボストン）
「5番・DH」で先発出場した吉田正尚外野手が同点の8回裏に値千金の勝ち越しアーチを放ち、チームの勝利に貢献した。また、このホームランで7試合連続マルチヒットとし、イチローの持つ日本人最長記録にも並んでいる。
試合は吉田の勝ち越し弾でリードを奪ったレッドソックスが9回表を抑えて4－3で勝利。前半戦を5連勝で締め、ア・リーグ東地区最下位ながら48勝43敗と貯金5。まだまだプレーオフ進出も射程圏内だ。
7月絶好調の吉田のバットが止まらない。6月30日のブルージェイズ戦で9号アーチを含む3安打猛打賞を記録。以降、7月に入ってからは出場した全試合で2安打を放ち、迎えたこの試合。第1打席はサードゴロ、第2打席は見逃し三振に倒れたが、第3打席でショート後方への内野安打。続く4打席目でこの日2安打目となる10号アーチをマークした。しかも、本拠地フェンウェイ・パークの名物「グリーンモンスター」を越える特大弾だ。
これで打率も.316。リーグ首位打者のディアス（レイズ）とは7厘差。今日の試合が前半戦ラストゲームになるが、オールスターブレイクを挟んで迎える14日のカブス戦では”イチロー超え”の8試合連続マルチヒットの記録に挑むことになる。
ちなみに、イチローのメジャー1年目は打率.350で首位打者とMVP、新人王を獲得。吉田も首位打者＆新人王は十分射程圏。メジャーを代表するレジェンドに並ぶ打棒を見せる”マッチョマン”のバットから、後半戦も目が離せない。
（ABEMA『SPORTSチャンネル』）
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