エンゼルスの大谷翔平投手は「2番・DH」で今日7月11日(日本時間7月12日)に行われたMLBオールスター戦に出場。2打席で1打数無安打1四球とヒットこそ出なかったものの、開催地T-モバイル・パークの観客から「シアトルに来て!」というチャントを受けるなど歓迎を受けた。そんな大谷の去就について、エンゼルスの地元「ロサンゼルス・タイムズ」(LAタイムズ)の記者が試合終了直後にツイートし言及した。
LAタイムズのビル・シャイキン記者はTwitterで「シアトルのファンは大谷翔平に“愛”を示した」とツイート。続けて「カウントダウンは始まっている。エンゼルスが彼をトレードするか見極めるまでにあと3週間。あるいはエンゼルスでの彼のキャリアはあと3か月延びるかもしれないが」と大谷のトレード・移籍に言及した。
MLBでのトレード期限は8月1日(同2日)に迫っている。大谷はオールスター前までの今季通算で打率.302、本塁打32、打点71という成績を残した。本塁打はア・リーグ1位、打点でも同2位につけている。一方エンゼルスは45勝46敗の借金1で前半戦をターン。トラウトを筆頭とする主力の故障離脱が相次ぎ、ア・リーグ西地区4位、ワイルドカード争いでも7位とポストシーズン進出に向けてやや厳しい状況だ。
まだ確定情報はないものの、チームのポストシーズン進出が厳しくなってきた状況と対照的に大谷が好調であることも去就に関する報道が加熱している一因と言える。過去の例では1998年にランディ・ジョンソンがマリナーズからアストロズへ、2012年には同じくマリナーズ所属だったイチローがヤンキースへトレードされた例もある。なお、大谷は今季終了後にFA権を獲得する見込み。シャイキン氏が「あと3か月」と言及したのは、この点を踏まえてのコメントと見られる。
(ABEMA『SPORTSチャンネル』)
(c)aflo
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