大谷翔平、9回に後半戦初ホームラン！主砲の33号弾から打線繋げ延長逆転サヨナラでチーム連敗ストップ

【MLB】エンゼルス13－12アストロズ（7月15日・日本時間16日／アナハイム）

　エンゼルスの大谷翔平投手が「3番・DH」でスタメン出場。投打二刀流出場から一夜明けとなったこの日は、終盤に点の取り合いとなる大接戦に。9回には大谷が33号となる放ち、ゲームの流れを取り戻した。さらにこの1発が呼び水となったか打線がつながり、延長戦突入の大接戦の末に逆転サヨナラで連敗を脱出した。

【映像】大谷翔平、33号ソロホームラン

　アストロズの先発左腕・バルデスの好投に翻弄される結果となった。リーグトップの防御率2.51をマークしている左腕を相手に、初回の第1打席はカウント2-2から内角へのチェンジアップに空振り三振。追加点を狙う3回の第2打席は二ゴロに倒れた。2試合ぶりの33号弾に大きな期待が寄せられていた5回第3打席も外角低めのカーブにタイミングを合わせることが出来ず空振り三振とした。

　7回の4打席目では、打席途中のカウント1-1でバルデスが緊急降板。2番手右腕・スタニクとの対戦となったが、空振り三振を喫した。

　連敗脱出を期すチームは、2回にレンヒーフォの6号3ランホームランで先制。前日に三塁の守備で痛恨のエラー犯し、MLBでは珍しいとされる懲罰後退を受けていただけに名誉挽回をアピールする一発となった。しかし、3、4回にはアストロズにそれぞれタイムリーヒットが出て逆転を喫する結果に。流れを掴みたい中盤の攻防戦を経て、7回にもアブレイユに3ランホームランが飛び出るなど、連打を浴びて5点と突き放される結果となった。

　連敗脱出が命題のチームは7回裏に奮起。ネトの2ランの後、大谷の第4打席中に継投したスタニクからムスタカスが3ランを放ち、一挙6得点を奪い追いついて見せた。しかし、8回には戦線復帰したムーアがマコーミックに2ランを許し、再び逆転。9回にも守備のミスから1点を失った。

　しかし、9回第5打席で大谷が意地の1発で1点を獲り返したが、それが呼び水となったか打線がつながり、大接戦の末に逆転サヨナラで連敗を脱出する嬉しい結果となった。
（ABEMA『SPORTSチャンネル』）