【MLB】エンゼルス4-3ヤンキース(7月17日・日本時間18日/アナハイム)
エンゼルスの大谷翔平投手が「2番・DH」で先発出場。第1打席に入る前にヤンキースのブーン監督に挨拶する場面が見られ、放送席や視聴者がざわつく一幕があった。
トレード期限が間近に迫り、米メディアは大谷の去就問題に関する報道が連日加熱している。この日の対戦相手はトレード先の候補に名前が挙がる球団の一つであるヤンキースだが、当の本人はいたってポーカーフェイスで礼儀正しくファンの期待に応え続けている。
この日の試合では、第1打席のバッターボックスに入る前に一塁ベンチ方向に目線を向けると、ヘルメットに手をやって相手の指揮官に「ペコリ」。大谷の挨拶にABEMA実況のDJ・ケチャップ氏が「ちゃんと一塁ベンチのブーンに挨拶をするんですね」とコメントすると、解説のAKI猪瀬氏も「ニューヨークのメディアでは、トレード先の一番手は我らがヤンキースだと報道していますからね」と反応。するとDJケチャップ氏は、「いやいや、DH空いてないじゃん」とオチを付けたが「あいさつ谷流石w」「礼儀正しい」などとファンもざわついた。
なお、ヤンキースのブーン監督は、就任以来チームを5年連続でポストシーズンに導いている名将。大谷を「マウンド上でも打席でもスピードがあり、今までに見たことがない、もしくは、これからも見られないかもしれない。それくらいのスペシャルな才能だ」と最上級の評価をしており、ア・リーグ東地区最下位に低迷するヤンキースとしても大谷が喉から手が出るほど欲しい選手であることに間違いない。
試合を解説する岡島秀樹氏はトレードの可能性を30〜40%、AKI猪瀬氏は10%以下と予想しているが、「なおエ」が目立ってきたチーム事情だけに予断を許さない状況になっているのかもしれない。(ABEMA『SPORTSチャンネル』)
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