1966年に静岡県清水市(当時)で起きた一家4人殺害事件、いわゆる「袴田事件」。死刑判決を受けた袴田巌さん(87)の再審公判を前に、検察側が有罪立証する方針を示した。証拠品の捏造(ねつぞう)の可能性も指摘されているが、これまで検察の主張は二転三転してきた。