【MLB】エンゼルス7-3ヤンキース(7月19日・日本時間20日/アナハイム)
エンゼルスの大谷翔平投手が「2番・DH」でスタメン出場。この日の大谷は申告敬遠含む4四球とまったく勝負してもらえなかった。そうそう打てる球が来ないのは当然とはいえ、ネット上では「ある意味やばすぎ」と驚く声が上がったほか、「これもスラッガーの宿命だね」と理解を示す声も見られた。
この日の大谷は完全に勝負を避けられていた。大谷は第1打席、第2打席ともに四球。第3打席はボール球に手を出し空振り三振に倒れたが、第4打席でも1死二塁のチャンスに申告敬遠。さらにエンゼルスが3点リードして迎えた8回、1死一塁で迎えた第5打席でも、フルカウントからの6球目はストライクゾーンを大きく外れ、この日4つ目の四球となった。一塁に向かう大谷の表情はどこかこわばっているようにも見えた。
1試合4四球は2021年9月のマリナーズ戦以来実に2年ぶり。ネット上ではこの事態に「大谷4四球って規格外すぎ」「今日の大谷さんある意味やばすぎ 5回打席に立って4回四球とか」といったコメントがあがったほか、「さすがに4四球はエグいけど、これもスラッガーの宿命だね」という声も。また、「大谷と勝負してほしいとは思いつつも、OPS1.000超えてる化物なんてランナーなしでも長打のリスクが高いんだから、そりゃ四球にしておいた方が安牌だわなぁという気持ちもある」と相手が勝負を避ける気持ちも理解できるといった意見も見られた。
2021年は、今季と同様に前半に打ちまくった大谷に対し各チームが四球攻め。リーグ3位の96四球に、敬遠四球はダントツ1位の20個を数え、大谷がバッティングのリズムを作れず失速したという経緯がある。今季も大谷の前後を打っていた主砲トラウトが離脱したことで、大谷が勝負を避けられることを危惧する声は多く、ここまで四球・敬遠ともにリーグ2番目の数字となっている。一方で、前日は3番を任された若手モニアックが3安打1本塁打3打点の活躍、この日も3番ウォードが1本塁打3打点と、大谷を歩かせても次の打者が打つことでエンゼルスが勝利している。今後大谷が安定した成績を残す鍵は、大谷に続く打者と言えるかもしれない。
(ABEMA『SPORTSチャンネル』)
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