【MLB】レッドソックス-メッツ(7月21日・日本時間22日/ボストン)
日本中の野球ファン熱望の対決が実現した。レッドソックス・吉田正尚vsメッツ・千賀滉大。ともにMLBで1年目ながら存在感を増す両者の初対決は、千賀が圧倒した。第1打席を内野ゴロに打ち取り、迎えた第2打席は決め球で三振に。いわゆる“お化けフォーク”と呼ばれる魔球を武器に、打撃絶好調の吉田を完璧に封じてみせた。
吉田は、直近15試合で打率4割と絶好調。6月の月間打率は.258と調子を崩したものの、7月に入るとしっかりと修正し、前日までの打率は.429と驚異的な数字を残している。一方の千賀も、直近7試合の防御率は2.88、奪三振122はリーグ10位であり、ビッグネームが名を連ねるメッツ先発陣の中で存在感を示している。
1回裏のMLB初対決は、千賀のカットボールに吉田がタイミングを合わせられず、ショートゴロ。千賀に軍配があがった。ストレートのキレが悪いように見えた千賀は1、2回と失点し、吉田との2度目の対決はレッドソックスが1点をリードした場面の3回裏に訪れた。ここで気合いが入ったのか、千賀は横に鋭く変化する内角へのカットボールなど、わずか4球で追い込むと、最後は代名詞でもある「お化けフォーク」で吉田から空振り三振を奪った。
これには吉田も、思わず頬を膨らませて無念の表情。打撃好調の吉田をまったく寄せ付けなかった第2打席に、ファンも「千賀さすが」「これはお化け」「千賀いいぞー」「いい攻めやな」「吉田に負けられない」「めっちゃいい高さ」「あれは打てん」など、千賀を賞賛するコメントが寄せられた。
これまで、日本プロ野球(NPB)のパ・リーグでしのぎを削ってきた吉田と千賀。日本での両者の成績は、51打数21安打で打率.412、4本塁打、12打点と吉田に分があったが、メジャーでの対決では千賀が上回った。
なお、試合は4回表にボーゲルバックが2ランを放ってメッツが逆転に成功して4-3に。4回裏は千賀が6番・デュバルから3つ目の三振を奪ったが、その頃から雨足が強まり、試合は中断し、その後、中止が決定した。
(ABEMA『SPORTSチャンネル』)
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