【MLB】レッドソックス3-4メッツ(7月21日・日本時間22日/ボストン)
注目の日本人対決は天候に“水を差された”。メッツの千賀滉大投手が先発した試合、レッドソックスの吉田正尚外野手も「3番・DH」として出場したものの、雨天中断の末にサスペンデッド。千賀は中断となる4回途中までマウンドに立ち、その時点ではリードを保っていたものの、日本人メジャーリーガートップの8勝目はおあずけとなった。
レッドソックスの本拠地、フェンウェイパークで行われたメッツ戦3連戦の初戦は両チームが点を取り合うシーソーゲームになったが、徐々に雨が強くなりサスペンデッド・ゲームとなった。
今季、両チームが初対決となったこの試合は、千賀がWBCの台湾代表の主砲として活躍したレッドソックス・張育成の2点タイムリーなどを浴び、2回までに3失点を許す苦しい投球が続いた。
それでも注目された吉田との対戦は、1回裏の第1打席をショートゴロ、3回裏の第2打席をカウント1-2から決め球の「お化けフォーク」で見事な三振を奪うなど、日本プロ野球時代から苦手としてきた吉田を完全に封じている。
試合は3-2でレッドソックスがリードする展開となったが、メッツのニモとボーゲルバックの2ランで4回表に逆転。3回から徐々に立ち直りを見せた千賀は、4回裏にデュバルから3つ目の三振を奪う力投を見せ、吉田との3度目の対決が期待されていた。しかし、このあたりから、小雨が強くなり、女房役・アルバレスが思わずマウンドへ。中継映像では、千賀が雨の影響からか、ボールと指を気にしている様子が映し出され、そのタイミングで主審が試合中断を宣告。レッドソックスは今季も中止や中断が何度かあり、ファンも「東は雨が多いね」「中断か」「あまり長引くと降板かな」などのコメントが寄せられた。
そして約2時間の中断を経て、サスペンデッド・ゲームとなった。
千賀は今季、キレのある落差十分のお化けフォークを武器に、現在までに防御率3.20で7勝を挙げ、ローテーションの一角として“通な”ニューヨークファンも認める活躍を見せている。この試合は苦しみながらも力投を続けてきたが、日本人メジャーリーガートップとなる8勝目はおあずけとなった。
なお、サスペンデッド・ゲームとは、後日再試合になることであり、この試合の続きは、日本時間23日の午前3時10分からメッツが4-3とリードした4回裏1死の状況で再開される。もともと23日の午前5時10分から予定されていた試合は8時10分に変更となり、ダブルヘッターとして開催されることが発表された。
(ABEMA『SPORTSチャンネル』)
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