7月19日にバンテリンドームナゴヤで行われた『マイナビオールスターゲーム2023』の第1戦で、福岡ソフトバンクホークスのオスナと、千葉ロッテマリーンズの佐々木郎希が見せた“ほのぼの交流シーン”が、野球ファンの間で話題となっている。

【映像】佐々木郎希とオスナ、エグすぎるキャッチボール

7月21日放送のABEMA『バズ!パ・リーグ』では、今回の球宴を振り返る形で、試合前の選手たちの交流の模様などがVTRで紹介されることとなったが、その映像の中でオスナは、昨季チームメイトだった佐々木と、楽しげにキャッチボールをする姿を披露。実はこの光景、オスナが所属するソフトバンク公式のYouTubeチャンネルで公開された『【球場もベンチも大爆笑】やったよギータMVP!お立ち台でギータ節炸裂〜マイナビオールスターゲーム2023第1戦〜』という動画を確認すると、投手同士のキャッチボールでありながらも、オスナが受け手で、佐々木が投げ手側といった雰囲気で行われており、佐々木の投じる1球1球を受けながら、オスナがなんとも楽しそうな笑顔をしていることが見てとれる。

さらに、同チャンネルに投稿された『【球宴特別企画】佐々木朗希投手に直撃!オスナ投手のペラペラ?Japaneseインタビュー!』という別動画でオスナは、旧知の佐々木に対して、レポーター役で直撃インタビューに挑戦。“本職”である通訳の手を借りながら「焼肉どうだった?」「おいしい?めっちゃおいしい?」と日本語で質問。しかし傍らの通訳に日本語を確認しながらの、途切れ途切れの質問であったことから、佐々木が「聞いてんじゃん!」「全然ダメじゃん!」とツッコミを入れながら爆笑するという展開に。しかし、それでもへこたれず、マウンド上と同じように粘り強さを見せるオスナは、「福岡の寿司、ナンバーワン?」「(食事会の代金を)お前、いつ…払うの?You、めっちゃ金持ち You never pay なんで?」と立て続けに質問。これには佐々木も苦笑しながら応じていたが、その後、オスナは、今度は佐々木の質問に答えると提案。すると佐々木がスペイン語で質問し、オスナが日本語で答えるという、なんとも珍しい姿を披露することとなった。その後、このほのぼのとしたやりとりの後、オスナは、佐々木の肩を抱きながら、カメラに向かって「郎希の将来は輝かしいです。幸運を祈ってます。世界一の投手になれる才能がある。そうなる事を期待しています。お願いします。」と、そのポテンシャルに太鼓判を押す形でコメント。佐々木はその言葉をかみ締めるように頷き、笑顔を見せることとなった。

こうした“元・チームメイト”同士であるオスナ&佐々木の交流に、ネット上のファンも大喜び。「メジャーでセーブ王取ったピッチャーが一生懸命日本語で聞こうとしてるだけでも愛おしいけど朗希がスペイン語分かるのがちと驚いた…もしかしたらチームメイトにスペイン語喋る選手いるから勉強したんだろうね…オスナ投手も朗希くんも素晴らしい!!!」「朗希って何でこんなにも外国人の選手と打ち解けるの早いんだろうと思っていたら、自分自身でめっちゃ勉強していたからなんだね!まだまだ若いのに素晴らしすぎるわ!」「オスナ強面やけどめちゃお茶目 他にも礼儀正しかったり、オールスターで意外な一面見れて嬉しい」「チームメイトとコミュニケーションとるために21歳の若さでこれだけスペイン語が話せるまでに勉強したの、すごすぎる!朗希くん本当に応援したくなる選手だなぁ…」「お互いがお互いの言語で話そうとしてるのが凄く素敵」「日本語英語スペイン語が入り混じってて面白い!日本人がスペイン語勉強するのも大変だけど、その逆も難しいんだろうな。二人共投球はエグいけど、ほっこりさせて頂きました」といった様々な反響が寄せられている。