伯桜鵬、豊昇龍との壮絶な“睨み合い”に館内どよめき 109年ぶり新入幕Vならずも元若乃花「いい度胸。やっと睨み合える日本人力士が出てきた」感嘆

＜大相撲七月場所＞◇千秋楽◇23日◇名古屋・ドルフィンズアリーナ（愛知県体育館）
　前頭十七枚目・伯桜鵬（宮城野）が、109年ぶりとなる新入幕での歴史的な幕内優勝に可能性をかけた本割での一番で、大関昇進の目安となる33勝にあと1勝と迫っている関脇・豊昇龍（立浪）と激突。立ち合い前に、新入幕とは思えないド迫力＆肝の据わった睨み合いを展開。館内がどよめき、元横綱・若乃花の花田虎上氏が「いい度胸してる」「昭和に戻ったみたいで安心する」などと述べ、“令和の怪物”にあらためて感嘆する一幕があった。