【MLB】タイガース6−7エンゼルス(7月25日・日本時間26日/デトロイト)
エンゼルスの大谷翔平投手が「2番・DH」でスタメン出場。5回の第3打席でこの日2個目の四球を選んで出塁した際、もどかしさからか我慢するようにバットを回転させながら投げるシーンがあった。まるでホームランでのバットフリップのようだった。
このところ勝負を避けられるように四球が増えている大谷。試合前の時点で60四球はア・リーグトップタイとなっていたが、この日も気合十分で迎えた第1打席に四球で歩かされていた。2-1とエンゼルスが1点リードで迎えた5回、1死三塁で大谷が3打席目に入る。大谷は4球でカウント2-2と追い込まれたが、ここからファールで粘りフルカウントとし、最後は9球目の低めに外れたボール球を見送って四球を選ぶと、一塁へと小走りで向かっていった。
普段の大谷ならバットを地面に置くようにして塁に向っているところだが、この日の2個も含めここ5試合で10個目の四球に思うところがあるのか、大谷は硬い表情でバットをくるり。バットフリップのように投げる様子が捉えられていた。
これで大谷は62四球となり、リーグ単独トップに。この日は3打数無安打と快音こそ聞かれなかったものの、2四球で出塁するといずれもホームを踏む活躍を見せチームの勝利に貢献した。
(ABEMA『SPORTSチャンネル』)





