【MLB】レッドソックス7-1ブレーブス(7月25日・日本時間26日/ボストン)
レッドソックスの吉田正尚外野手が「4番・レフト」で先発出場し、8回の第5打席に7試合ぶりとなる今季12号2ランを放った。メジャー1年目からア・リーグの首位打者争いを繰り広げる吉田が、本拠地のファンの前で豪快な一発を見せつけ大歓声を受けた。吉田は第2打席にショート内野安打、第4打席にはレフト前ヒットを放ち、このホームランと合わせて2試合ぶり39度目のマルチ安打、10度目の猛打賞を記録、打率.320でア・リーグ首位打者に立った。なおチームは吉田の活躍を受け、快勝を収めた。
日本が誇るヒットメーカーは、メジャーでも気持ちよく打ち続けている。試合前までの成績は340打数107安打51打点11本塁打で、打率はア・リーグ2位の.315。トップを走るレイズのディアスを、わずか2厘差で追っていた。一時は首位打者に踊り出たものの、23日(日本時間24日)の試合で5打数ノーヒットに終わり2位に後退。それでも、まだまだ1試合でひっくり返せるほどの僅差につけていた。
この日の吉田は第2打席に高いバウンドのゴロで全力疾走し内野安打、第4打席は外角のボール球にうまくバットを合わせてレフト前ヒットを放っていた。5-1とリードして迎えた8回、2死一塁のカウント1-0からの2球目、ほぼ真ん中に入ってきたスライダーを捌き打つと、打球はライトフェンスをぎりぎり越える2ランとなった。
これで吉田の打率は.320まで上昇。前日までトップだったレイズのディアスが2打数1安打で.318としていたが、これを抜いて再びア・リーグの打率トップに立った。日本が誇る天才打者が、シーズン後半さらに調子を上げれば、新人王と首位打者、ダブルでの獲得も十分に可能だ。
メジャー1年目から各投手にしっかり対応している吉田だが、7月はさらに状態がいい。前日までの月間成績は64打数24安打11打点、2本塁打で打率.375。15試合に出場し、ノーヒットだったのはわずか3試合だけという安打製造機ぶりだ。6月末から7月上旬にかけては、イチローを抜いて日本人メジャー最多となる8試合連続マルチ安打も記録。ヒットだけでなくホームランまで増えてくれば、いよいよ「マッチョマン」の存在はチームでもさらに大きくなる。
(ABEMA『SPORTSチャンネル』)
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