「第1試合完封勝利」の大谷翔平、第2試合は「2打席連続アーチ」でチームを勝利に導く異次元の活躍

【MLB】タイガース4－11エンゼルス（7月27日・日本時間28日／デトロイト）

　前日の試合が雨天延期の影響で急遽ダブルヘッダーとなった1試合目、エンゼルスの大谷翔平は「2番・投手」として先発出場するとメジャー初完投・初完封で今季9勝目を挙げた。それから40分後にスタートした2試合目も大谷は「2番・DH」でスタメン出場。2打席連続の本塁打を放つという異次元の活躍を見せ、エンゼルスが4連勝を飾った。

【映像】異次元の活躍を見せる大谷翔平、2打席連続38号ソロ

　試合は2回、レンヒーフォとネトのタイムリーでエンゼルスが3点を先制すると、2死一塁で1時間前に111球を投げメジャー初完封勝利を挙げたばかりの大谷に3試合ぶりの1発となる37号2ランが飛び出し、この回一挙5点を挙げた。タイガースが3回に2点を返すも、4回にエンゼルスのエスコバーが5号ソロを放ち、さらに大谷に2打席連続となる38号ソロが飛び出しエンゼルスがタイガースを突き放した。結局この試合、4本の本塁打を放ったエンゼルスが快勝。タイガース戦をスイープし、連勝を4に伸ばした。

　ダブルヘッダー第1試合まで8打数無安打2四球と2試合ノーヒットだった大谷だが、第2試合は第1打席は見逃し三振に倒れたものの第2打席で37号2ラン。第3打席でも38号ソロを放ったが、打った直後に左脇腹を押さえ痛そうな仕草を見せていたこともあり、この打席で交代している。球団からは脇腹の筋肉の痙攣により退いたと公式発表がありった。ともあれ、大谷は今季のエンゼルス残留が確定した日に、投手として完封＆続く試合で2本塁打と最高のパフォーマンスを見せた形となった。
（ABEMA『SPORTSチャンネル』）
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