今季は“ジャスティス”こと田中正義や、“爆肩”&ガッツあふれるプレーでわかせる江越大賀、さらには米国からの逆輸入ルーキー・加藤豪将など、新戦力が続々と登場し、前半戦、大きな注目を集めることとなった北海道日本ハムファイターズ。しかしオールスター前から急速に勝ち星から遠ざかり、7月25日に行われた東北楽天ゴールデンイーグル戦(楽天モバイルパーク宮城)では、39年ぶりとなる13連敗目を喫し、目下、単独最下位となっているが、その実、後半戦の巻き返しという点では、明るい材料も少なからずあるという。

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7月21日放送のABEMA『バズ!パ・リーグ』では、各チームの現在の状況を元に、後半戦の鍵について改めて考えることとなったが、その中で野球解説者の里崎智也氏は、日本ハムについて、まず「今チーム防御率もパ・リーグ1位です。リリーフも安定してますし、投手陣の防御率はめちゃくちゃいいんですよね。」と、単独最下位でありながらも、リーグトップのチーム防御率となっている点を指摘した上で、「(防御率リーグ1位)でも、連敗中じゃないですか。しかも1点差負けが、連敗したじゃないですか。これの最大の要因は、記録に残らないミスが多すぎるんですよ。」と、“記録にならないエラー”が頻発しているとし、具体的には「エラーとかじゃなくて、行かなくてもいいのに走ってアウトになるとか、あとは投げなくてもいいのに投げて進塁許すとか、バッティングエラーだったりとか。記録上、ヒットになっちゃったけども、それエラーでしょ?みたいな。形のミスでやっぱり失点してしまう。やっぱり1点差ゲームってそういうミスを減らしていかないと勝ちきれないんで。」と、走塁ミスや守備・打撃上のミスなどが頻発していることで1点差の勝負をモノにできず、結果として大型連敗に繋がっていると解説した。