7月のパ・リーグは、福岡ソフトバンクホークスと北海道日本ハムファイターズの2チームが、まさかの大型連敗。2チーム合計で25敗を喫するという、ある種の“異常事態”となったが、そうした勝敗の“責任を負う存在”について、元千葉ロッテマリーンズの正捕手・里崎智也氏が言及した。

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7月28日放送の『バズ!パ・リーグ』(ABEMA)では、7月に大型連敗を喫した2チームが、ようやく連敗をストップさせた件について、改めて振り返ることとなったが、その際に里崎氏は、日本ハムが辛くも連敗をストップさせた7月25日の東北楽天ゴールデンイーグルス戦のVTRを眺めながら、新庄剛志監督について「優勝したときより、なんか、嬉しかったみたいな。」とコメント。これを受けて番組司会の辻歩アナウンサーが「新庄さんも、いろいろ追い込まれた部分もあったと思うんですけど…」と相槌を打つと、里崎氏も明るく楽しげに笑いながら頷くことに。

その流れで、今度は辻アナウンサーから、連敗中のチームで、選手や首脳陣がどのような感情を抱くかを訊ねられた里崎氏は、「それはもう、個人の成績によりますね。チームが負けてても、個人的にはめっちゃ打ってたり、活躍してたりしてたら、“俺のせいじゃないな”っていう感じなんですよ。」と、あくまでチームの勝敗よりも、個人の成績によるところが大きいとしたが、こうした里崎氏の見解を受けて、辻アナウンサーが「まぁ、プロ野球選手は、ある意味では、個人事業主っていうところですよね。」とコメントすると、里崎氏は「だって、勝つのはみんなのおかげ、負けるのはみんなのせいですけど、負けの責任は監督がとるんで。」と、自身のプロ野球生活を踏まえて、持論を語ることとなった。