頼れる後輩の一手に、ストイックな先輩も思わずウッキウキな笑顔だ。将棋界の早指し団体戦「ABEMAトーナメント2023」本戦トーナメント1回戦・第1試合、チーム永瀬とチーム広瀬の対戦が7月29日に放送された。永瀬拓矢王座(30)は、4大会連続で増田康宏七段(25)をドラフト指名。日頃から将棋の時間を共有している後輩に対して「エース」と呼んだり「部長」と呼んだりと、信頼感を隠さない。第2局、実力者・石井健太郎六段(31)との対戦で、増田七段が自玉をスッと端に寄せる手を目の当たりにすると「やっぱりそうなんだあ~♪」と、とにかくうれしそうな笑顔になった。