7月23日にZOZOマリンスタジアムで行われた千葉ロッテマリーンズ対福岡ソフトバンクホークスの一戦で、嬉しい来日アーチを放ったソフトバンクの助っ人、アストゥディーヨの迫力満点のリアクションが野球ファンの間で話題となっている。
【映像】ホームランでブチギレ!?衝撃の瞬間
2-1、ソフトバンク1点のビハインドで迎えたこの試合の6回表、無死一塁の場面で打席に立った5番・アストゥディーヨは、カウント1-0からの2球目、ロッテ先発・小島和哉が投じたやや内寄りのストレートを、全力で払いのけるような独特なスイングで豪快に振りぬくと、そのまま打球はレフトスタンドに突き刺さる逆転の来日初アーチに。ここまで103打席で快音なしと、苦しみ続けた末に飛び出した会心の一撃であったせいか、打ったアストゥディーヨはなんともゆったりとした“確信歩き”をした後で、地面にたたき付けるような“バット投げ”ならぬ“バットぶん投げ”を披露。
チームメイトたちと力強いハイタッチをしながらベンチへと戻ると、なおも興奮覚めやらぬといった様子で、ベンチ内の送風機にぶつかりながらも突き進み、その喜びと興奮が入り混じった気持ちを無言で表現しているかのような姿を見せることに。しかもアストゥディーヨによるこの一発で、「12球団唯一の“助っ人外国人本塁打ナシ”」というなんとも悩ましい状況を、ソフトバンクは解消することとなった。