選手契約・譲渡可能期間の終了が目前に迫り、各チームとも、戦力の補強に注目が集まる中、首位・オリックスに登録されたある選手に注目が集まっている。
【映像】辛口の里崎氏が大絶賛!
7月28日放送の『バズ!パ・リーグ』(ABEMA)では、このところ各チームが補強した戦力を紹介。改めてその内容に注目することとなったが、その顔ぶれを見ていくと、辰見鴻之介(内野手・東北楽天ゴールデンイーグルス)、豆田泰志(投手・埼玉西武ライオンズ)、B.クリスキー(投手・埼玉西武ライオンズ)、澤田圭祐(投手・千葉ロッテマリーンズ)、平野大和(外野手・オリックス・バファローズ)、D.ヘルナンデス(投手・福岡ソフトバンクホークス)と、投手4名、野手2名と、パ・リーグ全体としては投手の補強が目立つことに。そのいずれもが、各チームのウイークポイントを埋める活躍を見せることに期待したいところだが、この顔ぶれを見た野球解説者の里崎氏は、「この中で僕が1番期待しているのは、オリックス・平野。」とコメント。
「これはもう、去年のキャンプで見た時から、“これはいい!”と。もう育成から支配下になるのが楽しみって思ってて、なかなか上がらなくて、やっと来たんで。この平野は、2、3年越しの注目なので。」と、かねてより平野に注目していたという里崎氏は、「バッティングもシュアだし、力あるし、非常に思い切ってる。非常にいい選手だと思うんで。ここ最近のね、ウエスタンの試合までは追いきれていないんで、今の現状わからないですけど、僕はかなり期待してますね。」と、その特徴について紹介しながら、改めて期待を覗かせることとなった。
2019年の育成ドラフトで4位指名を受け、オリックス入りを果たした平野は、ウエスタンリーグで地道に経験を積む形で成長、今季は打率.268をマーク。パンチ力もある右打ちの打者でありながらも、50メートル走5秒8の俊足を誇るなど、スピード&パワーを併せ持つタイプ。また、今季6月28日に行われたウエスタンの広島戦では、レフトフェンスにボールが挟まるという、なんとも珍しい本塁打を放ち、ネット上の野球ファンからもにわかに注目度が上昇していた。