2023年も高校野球の季節がやってきました。高校球児たちにとって夢の舞台である第105回全国高校野球選手権記念大会は、8月6日(日)に開幕し、休養日を含めて18日間行われました。
この記事では、2023年夏の甲子園の決勝について、日程やテレビ放送、ネット配信の有無、ルールなどを紹介・解説しています。
目次
- 2023年夏の高校野球 決勝の日程や対戦校は?
- 決勝の結果は?
- 決勝戦の開催場所は?
- 2023年夏の高校野球 決勝のテレビ放送はある?
- 2023年夏の高校野球 決勝はインターネットで見られる?
- 決勝戦の解説者は?
- 夏の高校野球 決勝でコールドゲームはあるのか?
- 高校野球は決勝もタイブレーク制度を採用
- まとめ
2023年夏の高校野球 決勝の日程や対戦校は?
2023年8月6日(日)に開幕した夏の高校野球の決勝は、大会第14日となる8月23日(水)に行われます。試合開始は14時となっており、試合終了後には閉会式も開催されました。
当初は8月22日(火)の開催予定でしたが、台風7号の接近に伴い悪天候が予想されるため、2023年8月15日の全試合が中止となり、以降の予定が1日ずつ順延となりました。このため決勝も1日順延となっています。
決勝の対戦校の組み合わせは、大会第13日となる8月21日(月)の準決勝の結果をもって決定。仙台育英(宮城)と慶応(神奈川)が戦うことになりました。
決勝の概要
日時:2023年8月23日(水)※大会第14日
試合開始時刻:14時
球場:阪神甲子園球場(兵庫県西宮市)
対戦校:仙台育英(宮城)-慶応(神奈川)
決勝の結果は?
2023年夏の甲子園は、慶応(神奈川)が8-2で勝利し、優勝が決定しました。慶応は107年ぶり2度目の優勝となります。
決勝戦の開催場所は?
夏の高校野球2023は1回戦から開会式、閉会式を含めてすべてが阪神甲子園球場(兵庫県西宮市)で行われます。そのため決勝戦も、阪神甲子園球場での開催です。
2023年夏の高校野球 決勝のテレビ放送はある?
2023年夏の高校野球2023もテレビ(地上波)での放送がありました。NHKでは総合テレビとEテレ(教育テレビ)のリレー中継で全試合の生中継を行い、決勝も放送されました。
民放では朝日放送テレビ(ABCテレビ)および系列各局が放送を行いました。朝日放送テレビでは「開会式から決勝戦・閉会式まで中継」とアナウンスされているため、決勝戦も放送されています。ただし朝日放送テレビは近畿広域圏を放送対象としており全国ネットではないため、視聴できる地域は限られていました。
またBS放送では、BS朝日内の「BS朝日4K」にて全試合の生中継が実施されるため、BSでの決勝戦の観戦も可能でした。
決勝戦のテレビ放送一覧
・NHK総合、Eテレ(地上波)
・朝日放送テレビおよび系列各局(地上波)※近畿広域圏
・BS朝日4K(BS)
2023年夏の高校野球 決勝はインターネットで見られる?
インターネットでは、朝日新聞社と朝日放送テレビが運営する「バーチャル高校野球」にて観戦できました。ABEMAは、8月3日(木)に行われる組み合わせ抽選会と全48試合を無料ライブ配信することを発表していました。バーチャル高校野球はABEMAだけでなくスポーツブル、スポーツナビでも視聴が可能でした。
決勝戦の解説者は?
2023年の決勝戦の解説者ですが、NHKでは廣岡資生(ひろおか やすなり)氏が務めました。BS朝日4Kや、ABEMAなどインターネットで配信されるバーチャル高校野球では、日大三前監督の小倉全由(おぐら まさよし)氏、早稲田実で夏の高校野球2006を制し早稲田大学を経て北海道日本ハムファイターズ(NPB)でプレーした斎藤佑樹(さいとう ゆうき)氏の2人が解説を担当していました。
2022年夏の高校野球を振り返ってみると、NHKでは社会人野球の強豪・JR東海の元監督である大矢正成(おおや まさなり)氏が解説を務めました。朝日放送テレビ(ABCテレビ)では、横浜高で監督を務めていた渡辺元智(わたなべ もとのり)氏と、斎藤佑樹氏の2人が解説を務めました。インターネット配信のバーチャル高校野球は、朝日放送テレビが運営していることもあってか、同局の放送と同じ渡辺氏と斎藤氏の解説で配信されました。
夏の高校野球 決勝でコールドゲームはあるのか?
全国高校野球選手権大会の決勝戦において、得点差によるコールドゲームは採用されていません。点差がどれだけついても9回まで試合は行われます。ちなみに過去の決勝における最大得点差は17点です。2008年の大阪桐蔭高(対常葉菊川高)と1920年の関西学院中(対慶応普通部)がともに17-0で決勝戦を制しました。
夏の高校野球において、コールドゲームの採用があるのは各地方大会の準決勝までです。地方大会の決勝、そして阪神甲子園球場で開催される全国高校野球選手権大会では、得点差によるコールドゲームはありません。
また雨天などの悪天候によるコールドゲームもありません。試合開始後のゲリラ豪雨などで試合続行が不可能となったとしても、継続試合として翌日以降に試合が中断した個所から再開されます。
高校野球は決勝もタイブレーク制度を採用
高校野球では、地方大会を含めて全ての公式戦でタイブレーク制度が採用されており、決勝でもタイブレーク制度が適用されます。
高校野球のタイブレークは9回終了時に同点の場合、延長10回から無死一、二塁の状態で始まります。打順は9回からの継続で、走者は先頭打者の前の打順の選手が一塁走者、一塁走者の前の打順の選手が二塁走者です。
延長15回を終了しても両チーム同点で決着がついていない場合は、そのまま試合を続行します。ただし、1人の投手が1日に登板できるイニング数については15イニング以内と規定されています。
まとめ
2023年夏の高校野球は、地方大会に全国49地区3744校(3486チーム)が参加しました。その頂点を決める夏の甲子園の決勝戦は、大会第14日となる8月23日(水)14時プレーボールでした。コールドゲームもなくタイブレーク制度も採用されており、決着がつくまで行われるルールですが、2023年は延長することなく9回で試合が終了しました。
8月23日 決勝のハイライト動画
準決勝までのデイリーハイライト動画も
1〜3回戦(タップで動画へ) | ||
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8/6 第1日 | 8/7 第2日 | 8/8 第3日 |
8/9 第4日 | 8/10 第5日 | 8/11 第6日 |
8/12 第7日 | 8/13 第8日 | 8/14 第9日 |
8/16 第10日 | 8/17 第11日 | |
準々決勝・準決勝(タップで動画へ) | ||
8/19 第12日 | 8/21 第13日 |
『熱闘甲子園』動画一覧
8月6日(日)の開幕戦から決勝まで無料配信! キャスターは古田敦也氏、斎藤佑樹氏、ヒロド歩美氏が務めます。
日 | 見どころ(タップで動画へ) |
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