大谷翔平が過去100年で“たった2人”の衝撃記録 8月以降に打撃三冠全てでトップ5入りした“投手” 他には「1920年のベーブ・ルース」だけ
【映像】大谷 “痛烈”マルチ安打で打率.307到達

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 大谷翔平がまたひとつMLBのレジェンドに並ぶ大記録を達成した。エンゼルスの大谷翔平は8月1日(日本時間2日)時点で、ア・リーグトップの39本塁打を放っているが、打点81も同2位。さらに2日(同3日)の試合でマルチヒットをマークし、試合終了時点で打率も.307とア・リーグ3位につけた。この打撃3部門での活躍に現地放送局ESPNが言及。過去のデータから見ても歴史的な成績であることを紹介した。

【映像】大谷 “痛烈”マルチ安打で打率.307到達

 統計や分析を提供する『ESPN Stats & Info』のTwitterアカウントは1日、「1920年以降、8月に入って打撃3部門(本塁打、打点、打率)で、ナ・リーグまたはア・リーグのトップ5に入った選手は140人以上いる。そのなかで8月1日以前に投手として試合に出場した選手はこの2人しかいない」と投稿。続けて「1920年のベーブ・ルース 2023年の大谷翔平」とツイートした。

 打撃3部門全てで上位の成績を残すだけでも簡単ではないが、さらに投打二刀流となれば過去100年で1920年のベーブ・ルースと今年の大谷しか達成していないMLBでも極めて珍しい記録だという。これには海外のファンも「ショーヘイ・オオタニは歴史を作っている。私達はその目撃者だ」「世界最高のアスリートの一人だ」と称賛。また、「ベーブ・ルースは1920年に合計4イニングを投げた」とするコメントも寄せられた。

 実際に公式記録を調べてみると、1920年のルースは打者として打率.376、本塁打54本、打点137を記録しながら投手としては1試合4イニングに登板し、1勝0敗、防御率4.50という成績を残していた。一方、大谷は今季ここまで打者として打率.307、本塁打39、打点81を記録。20試合に登板で9勝5敗、防御率3.43という成績。いずれも球史に残る記録だが、投手成績を見ても大谷の凄さが際立っている。

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