【MLB】エンゼルス3−5マリナーズ(8月3日・日本時間8月4日/アナハイム)
誰もが待ち望んだ一発に、エンゼルスタジアムは大興奮に包まれた。エンゼルスの大谷翔平投手が「2番・投手」で先発出場したこの試合、第4打席で自身2度目となるシーズン40本塁打を決める一打を放ち、その際のスタンドは大歓声に包まれた。
2-1とリードして迎えた8回裏のエンゼルスの攻撃。先頭打者のレンヒーフォがレフトフライに倒れ、1死走者なしという場面で打席が回ってきた大谷は、マリナーズのキャンベルと対戦。前の打席では申告敬遠を受けたため、打ちたいという気持ちが全身からみなぎっているようにも見えた。
その様子はプレーにも表れていて、カウント1-1から迎えた3球目以降はボールがストライクゾーンに来たらバットを出してファウルに。するとカウント2-2で迎えた6球目、ついに大谷のバットがキャンベルの速球を捕らえた。
打球はライトスタンドへと弾丸ライナーで飛び込む一発となり、エンゼルスにとっては貴重な追加点に。大谷にとっても自身2度目となるシーズン40本塁打を達成する一打となった。
指の痙攣のため4回でマウンドを降りたとはいえ、この日の大谷は4回まで無失点5奪三振という圧倒的な投球を見せた上でのこの一発。チーム110試合目での40号到達は球団史上最速という大記録ということもあってか、現地のエンゼルスファンは大興奮。打球が着弾した瞬間に、ライトスタンドのファンは全員でバンザイのポーズを見せ、40号を称えるうちわを持った女性ファンも大興奮。球場全体から大谷へ惜しみないコールが送られていた。
(ABEMA『SPORTSチャンネル』)





