【第105回全国高校野球選手権記念大会】履正社6-0鳥取商(1回戦・第2日・第2試合・甲子園)
反撃のチャンスは一切渡さない――。大阪代表・履正社の近沢賢虎選手(2年)が見せたスーパーダイビングキャッチに甲子園が地鳴りのような歓声で沸いた。
【映像】絶対にボールは逃さない!体を張ったスーパーダイビング
2年生ながら、大阪大会で打率.417を記録し強豪・履正社の3番打者に君臨する近沢は、この試合で第1打席に四球を選びチャンスメイクに徹したが、ライトの守備でも魅せた。
そのビッグプレーが生まれたのは、5回裏の鳥取商の攻撃。先頭打者の山下佳佑選手(3年)の打席で起こった。履正社の先発・増田壮選手(3年)は、ここまで同様にストレートと変化球で翻弄していたが、カウント1-2から投じた外角低めのチェンジアップを山下がすくい上げた。
打球はライト線へ上がるフライ。ファーストの後ろ、ライトの前という地点に加え、風が吹いてボールがファウルグラウンド側に逃げていくような動きを見せるなど、難しい軌道を描いていたが、これをライトの近沢がダイビングキャッチ。お腹からグラウンドに打ち付けたように着いたため、捕球直後は少々痛そうな顔を見せたが、ボールはしっかりとグラブに入りアウトとした。
鳥取商としては先頭打者の出塁で反撃のチャンスを作りたいところだったが、そうした反撃の芽すら摘むビッグプレーとなった。視聴者からは、「球際の強さ」「すごい飛び込み」「うますぎやろ」と“ライト線際の魔術師”となった近沢のプレーを褒めたたえる声があがっていた。
画像提供:バーチャル高校野球
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