【第105回全国高校野球選手権記念大会】履正社6－0鳥取商（1回戦・第2日・第2試合・甲子園）
2年生右腕の力強いピッチングに会場のスタンドから思わずどよめきが起こった。この日、全国制覇を達成した2019年以来、4年ぶり5回目の甲子園出場となる大阪代表・履正社は、2年連続4回目の出場を果たした鳥取代表・鳥取商に快勝。試合終盤には、3番手としてマウンドに上がった高木大希選手（2年）がキレのある投球を見せ、ファンを大いに沸かせた。
2番手・福田幸之介選手（3年）の後を受け、9回に登板した高木。140キロ超えを連発させ、9回先頭の4番・山下佳佑選手（3年）、続く5番・青木一真選手（2年）をそれぞれサードゴロに仕留めると、初戦突破まであと1人に。そして6番・福田翔選手（1年）をカウント1-2と追い込むと、最後は、最速147キロのストレートで見逃し三振。これでゲームセットとなった。
2年生ながら淡々とした表情で好投した高木には、会場のファンは度肝を抜かれたようで、球速表示にどよめきが起こる場面も。また、この試合を観ていた視聴者からは、「良い球投げる」「はええええ」「いいコース」「素晴らしい球や」「ナイスゲーム」などとコメントが続々。まだ2年生ということもあり、今大会の活躍はもちろん、来年も楽しみな選手だ。
試合後、3投手による完封リレーを締めくくった高木について多田晃監督は「一番腕が振れていた。完投をしたこともある投手なので、増田、福田と3人で回していければ」と、頂点に向けて2年生右腕がダブルエースの先輩左腕2人に負けない活躍を期待していた。
画像提供：バーチャル高校野球
8月23日 決勝のハイライト動画
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『熱闘甲子園』動画一覧
8月6日(日)の開幕戦から決勝まで無料配信！ キャスターは古田敦也氏、斎藤佑樹氏、ヒロド歩美氏が務めます。
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