5月7日にみずほPayPayドーム福岡で行われた福岡ソフトバンクホークス対北海道日本ハムファイターズの一戦で、日本ハム・五十幡亮汰の“ストライク返球”が、野球ファンの間で話題となっている。
【映像】超絶“爆肩バックホーム”→弾丸送球が炸裂した瞬間
1-1の同点で迎えたこの試合の12回裏・ソフトバンクの攻撃、無死満塁の場面で、ソフトバンクは周東佑京を代打に送ることに。周東はカウント1-0からの2球目、外寄りのストレートを振りぬき、レフト方向へと舞い上がる飛球に。犠牲フライには充分な飛距離とあって、代走で出ていた三塁走者の緒方理貢はすかさずタッチアップ。俊足を飛ばして生還を試みたものの、レフトの五十幡は、捕球前から“刺す気満々”の動きを見せ、周東のフライを捕ると、すかさず本塁目掛けて矢のようなバックホーム。その伸びのある返球は本塁直前でワンバウンドし、そのままキャッチャー・伏見寅威のミットへ。素早く伏見がタッチし、微妙なタイミングとなったが、緒方のヘッドスライディングがわずかに早く、判定はセーフ。あまりに際どいタイミングであったことから、リプレー検証が行われたものの、結局、判定は変わらず。ソフトバンクが劇的なサヨナラ勝ちを収めることとなった。