【第105回全国高校野球選手権記念大会】東海大熊本星翔 2-5 浜松開誠館（1回戦・第5日・第1試合・甲子園）
頼れる4番がチームの雰囲気を一変させた。第105回全国高等学校野球選手権記念大会（主催：朝日新聞社、日本高等学校野球連盟）の第5日目が10日、阪神甲子園球場で行われた。第1試合は浜松開誠館の4番・キャッチャーで先発出場した新妻恭介選手（3年）が中盤に逆転2ランを放ち、甲子園球場がどよめいた。
5回裏、2死一塁で打席に入った新妻。マウンドには東海大熊本星翔のエース・玉木稜真選手（3年）。新妻はカウント2-2からの6球目、130キロのスライダーを引っ張ると打球は向かい風を切り裂きレフト方向へグングン伸びてスタンドイン。大会第7号は球場もどよめく強烈な逆転2ランとなった。
ファンは「逆転！！」「うわおー」「よっしゃあああああ」「やるやん！」「ナイスホームラン」とコメントを続々と寄せた。ベンチに戻り新妻はチームメイトとハイタッチ、大声で何かを叫ぶようなシーンもあった。
新妻は静岡大会の準決勝で藤枝明誠を相手にライト前へサヨナラヒット、春夏通じて初の選手権へチームを導いた。予選を通じて打率.346、9安打。この試合でも初球から思い切りの良いバッティングでチームを鼓舞。配信で解説を務めていた前田三夫氏（帝京前監督）はこの逆転弾を「さすが4番バッターですね！いい打球打ちましたよ」と絶賛していた。
（画像提供：バーチャル高校野球）
8月23日 決勝のハイライト動画
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『熱闘甲子園』動画一覧
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