【第105回全国高校野球選手権記念大会】明豊8-9北海(1回戦・第5日・第2試合・甲子園)
9回2死から2点差を追いつき、タイブレークの末にサヨナラ勝ちを収めた北海。勝利の立役者の一人が、4番として2安打を放ち、投手としては途中交代を挟みながら3度マウンドに上がり計7回を1失点に抑え込んだ熊谷陽輝選手(3年)だ。
身長183センチ、94キロの巨漢で南北海道大会では打率・762、5本塁打と驚異的な打棒で暴れ回ったチームの主砲。同時に投手としても北海を牽引する”北の二刀流”。
右肘痛の影響で南北海道大会では岡田彗斗選手(3年)や長内陽大選手(3年)にマウンドを譲ったが、聖地では先発を託された。ストレートとスライダーを軸として低めにボールを集める丁寧な投球を見せるも、3回途中無失点でこの最初の降板。
しかし、降板後も対戦打者や試合展開に応じてフル回転。3回途中から左腕・長内選手→4回に再び熊谷選手→5回から岡田選手→7回途中からまたもや熊谷選手と、1試合で実に3度の登板。チーム最多7イニングを投げて1失点。特に勝ち越された7回1死からは3回2/3を投げて自責点0と、ほぼ完ぺきなリリーフでチームのサヨナラ勝ちを引き寄せた。
4番打者としては4回裏の第2打席でクイック投法を駆使する明豊の先発・中山敬斗選手(3年)からレフト前ヒット、6回裏の第3打席ではセンターへのツーベースヒットで一時同点となる場面をチャンスメイク。
そして6-7の9回裏、2死一、三塁と追い込まれた場面では執念の死球で満塁とし、続く幌村魅影(2年)が同点押し出し四球をアシスト。投打で躍動した”北の二刀流、2回戦での活躍も楽しみだ”
画像提供:バーチャル高校野球
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