【第105回全国高校野球選手権記念大会】立正大淞南 - 広陵（2回戦・第6日・第2試合・甲子園）
高校球界屈指のスラッガーが聖地にあいさつ代わりの一打を放った。広島代表・広陵の真鍋慧選手（3年）が「3番・ファースト」で先発出場を果たすと第1打席でレフト前ヒットを放った。
高校通算62本塁打を誇り、“広陵のボンズ”という異名を持つプロ注目の選手として話題の真鍋だが、広島大会では1本塁打を放つも20打数5安打、打率.250とチーム打率.315を下回るなど本来の調子ではなかった。それだけに通算21打数10安打を記録した聖地で復活するかがファンの注目ポイントでもあった。
そうして迎えた1回裏の広陵の攻撃。先頭打者の田上夏衣選手（3年）、続く谷本颯太選手（3年）がともにファーストゴロに打ち取られ、2死走者なしという場面で真鍋が打席に入った。
テンポよく打ち取ってきた立正大淞南の先発、山下羅馬選手（3年）は真鍋に対してストレートとチェンジアップを中心に組み立てる投球を見せたが、真鍋は初球から積極的にバットを出していくなど打つ気満々。そしてカウント1-1から迎えた3球目、真ん中に入った3球目のストレートを捉えた。
鋭い打球はショートの頭上を越えて左中間へと落ちるヒットに。ボールに逆らわずに流れるようなスイングで見事にヒットを放ち、本領発揮を予感させる一打となった。
高校球界屈指のスラッガーの会心の当たりを見た視聴者は「デカいな」「ボンズ」「ナイスヒット！」と真鍋の活躍を喜ぶコメントが多く見られた。
（画像提供：バーチャル高校野球）
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『熱闘甲子園』動画一覧
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