【第105回全国高校野球選手権記念大会】立正大淞南 3-8 広陵（2回戦・第6日・第2試合・甲子園）
やられたら、やり返す！……島根代表・立正大淞南は広島代表・広陵と対戦し、善戦及ばずに敗れたが、チームの主軸を務める坂川尚仁選手（3年）が5回表に同点となるスリーベースヒットを放ち、意地を見せた。
1点をリードして迎えた4回裏に広陵・松下水音選手（2年）に逆転のタイムリースリーベースヒットを許し、1-2と1点ビハインドで迎えた5回表の立正大淞南の攻撃。なんとしても追いつきたいチームは先頭打者の日野勇吹選手（3年）が出塁すると、同店のランナーを慎重に進塁させて、2死ながら二塁というチャンスに。ここで3番の坂川が打席に入った。
外角中心で攻める広陵の先発・高尾響選手（2年）の投球に対し、坂川は慎重にボールを見極めて対応。そしてカウント2-2から来た外角のストレートを叩いた。
打球は左中間を破る大きな一打となり、二塁ランナーの日野は悠々と生還して同点に。そして打った坂川も俊足を飛ばして三塁へスライディング。送球は間に合わずにこれもセーフ。記録はレフトへのタイムリースリーベースヒットとなり、あっという間に同点に追いついた。さらに打線は繋がり、続く4番の山下羅馬選手（3年）もセンターへタイムリーを放って3-2と逆転に成功した。
スリーベースヒットを打たれた直後の回に同じスリーベースヒットでお返し。試合を大いに盛り上げた坂川のプレーにSNSでは「ナイスバッティング」「よく打った」「足速くない？」「すごい試合」と大盛り上がりとなった。
（画像提供：バーチャル高校野球）
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『熱闘甲子園』動画一覧
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