【第105回全国高校野球選手権記念大会】専大松戸7-5東海大甲府(2回戦・第7日・第2試合・甲子園)
追いつ追われつのシーソーゲームとなった山梨代表・東海大甲府と千葉代表・専大松戸の試合。
【映像】ライトからの好返球もランナーが間一髪のヘッスラ披露!
まず最初に試合が動いた3回裏1死満塁の場面で専大松戸・中山凱(がい)選手(2年)の打球はライトへの浅めのフライだったが、三塁ランナーの宮尾日向(ひゅうが)選手(3年)がタッチアップ。ライトを守る東海大甲府・窪田龍大(りゅうだい)選手(3年)から好返球が戻ってくるが、ヘッドスライディングでホームインして先制点を奪った。両チームのギリギリの攻防に場内のボルテージも一気に上がる場面となった。
3回の裏までは両先発投手がテンポよく打者を打ち取り、投手戦の様相を見せていたが、1死となった場面で、千葉大会で5割6分とチーム一の打率を誇る9番の宮尾選手がライト前にシングルヒット。大森准弥選手(3年)が連続ヒットでつなぎ、清水友惺(ゆうせい)選手(2年)が四球を選んで満塁に。
両チーム初となるチャンスで打席に立ったのは、前打席で二塁打を打っている3番バッター中山選手。ピッチャーからの初球、高めストレートを強く叩きつけると、高くあがるが打球はライト浅めの方向に。この状況で、3塁ランナーの宮尾選手はホームを狙って、果敢にもタッチアップ。
ライトから窪田選手がノーバウンドの好送球を送るも、間一髪、宮尾選手がヘッドスライディングでタッチをかいくぐりホームインに成功。専大松戸が犠牲フライで待望の先制点をあげた。
惜しくもアウトとはならなかったが窪田選手の強肩を活かした好送球に場内では歓声が起こり、解説者も思わず「ライトからノーバウンドスロー!」と絶叫。ファンからも「東海大甲府のライトの返球も素晴らしかった」「専大松戸、犠牲フライで先制!しかし送球も惜しかった」など、両チームの好返球、好走塁を讃える声が上がった。
(画像提供:バーチャル高校野球)
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