【第105回全国高校野球選手権記念大会】八戸学院光星7-0明桜(2回戦・第7日・第1試合・甲子園)
好返球からの捕殺となるはずだった。第105回全国高等学校野球選手権記念大会(主催:朝日新聞社、日本高等学校野球連盟)の第7日目が12日、阪神甲子園球場で行われた。スコアレスで中盤まで進んだ第3試合、明桜のセンターからバックホームの際にボールがマウンド付近で跳ね上がり、失点となる珍事が起こった。
5回表、1死二、三塁のピンチを迎えた明桜。八戸学院光星の1番・砂子田陽士選手が(2年)打った打球はセンター前へのヒット。これをセンターの篠崎拓真選手(3年)が機敏な守備でバックホーム。三塁走者は生還、続く二塁走者をアウトにするべく好返球も、ここで送球はマウンド付近にある水撒き用スプリンクラーの蓋に当たったか、大きなバウンドとなってしまった。これにより二塁走者も帰り、動かなかったスコアは0-2となった。
実況の北條瑛祐氏は「跳ねてしまいましたアンラッキー!八戸学院光星ガッツポーズ!」と、この様子を伝え、ファンは「ええ~ついてない」「跳ねた」「なんじゃいまの!」と驚きのコメントを多数寄せた。
また、この試合で解説を務めていた明徳義塾監督でU18日本代表の指揮も取る馬淵史郎氏は「目標(マウンド)があるから投げやすいという人もいるが、センターの送球が一番難しいです外野手は。コースは良かったですよ」と、プレー自体は良かったものの、あくまでマウンドにぶつかったことによる珍事が招いた失点だと説明した。東北勢対決となったこの対戦、試合は0-7で明桜の完封負け。しかし、要所でみられた明桜のガッツあふれるプレーは観衆から喝采を受けていた。
(画像提供:バーチャル高校野球)
8月23日 決勝のハイライト動画
準決勝までのデイリーハイライト動画も
1〜3回戦(タップで動画へ) | ||
---|---|---|
8/6 第1日 | 8/7 第2日 | 8/8 第3日 |
8/9 第4日 | 8/10 第5日 | 8/11 第6日 |
8/12 第7日 | 8/13 第8日 | 8/14 第9日 |
8/16 第10日 | 8/17 第11日 | |
準々決勝・準決勝(タップで動画へ) | ||
8/19 第12日 | 8/21 第13日 |
『熱闘甲子園』動画一覧
8月6日(日)の開幕戦から決勝まで無料配信! キャスターは古田敦也氏、斎藤佑樹氏、ヒロド歩美氏が務めます。
日 | 見どころ(タップで動画へ) |
---|---|
第1日 | 浦和学院と仙台育英の好カードは3時間超えの大熱闘! |
第2日 | 川之江には幼なじみが4人…叶えたい願い |
第3日 | 通算140HR!花巻東の佐々木麟太郎選手が最後の夏 |
第4日 | 感謝届けたい相手がいる夏…第4日は家族の絆に胸が熱くなる! |
第5日 | 斎藤佑樹氏、捕手のキャッチング技術に脱帽! |
第6日 | 球児に宿るアルプスのチカラ |
第7日 | 笑顔 感謝 信頼...宿命 |
第8日 | ALL for ALL~全員が全員のために~ |
第9日 | 夏に輝くモンスター! |
第10日 | 広陵・主将が最高の舞台で最愛の人へ恩返し |
第11日 | 仙台育英に挑む履正社の信頼し合うW左腕 |
第12日 | 昨夏王者・仙台育英に立ち向かうは花巻東 |
第13日 | ベスト4がいちばん長い夏をかけて激突! |
第14日 | 4年ぶりに戻ってきた声に包まれ最後の一戦 |