【第105回全国高校野球選手権記念大会】仙台育英8-2聖光学院(2回戦・第7日・第4試合・甲子園)
7回裏、途中出場の仙台育英・浜田大輔選手(2年)が走者一掃のツーベースを放ち、6-2と4点差に。浜田選手の今夏初ヒットが、甲子園での貴重な追加点となるタイムリーとなった。
前回大会の優勝校とベスト4進出校、そして、東北勢同士の好カードとして注目された試合は、終盤まで息の抜けない展開に。6回まで互いの好守などで、3-2と拮抗した戦いを続ける。
試合が動いたのは7回裏。仙台育英の先頭打者・橋本航河(こうが)選手(3年)の強烈な3塁内野安打を皮切りに、湯浅桜翼(おうすけ)選手(2年)のタイムリーツーベースで4-2と仙台育英が点差を広げた。その後もツーベースヒットでつなぎ、2、3塁のチャンスが続く。三振で2アウトになり、レフトに守備交代で入った浜田選手が打席に入った。
この夏、県大会を通してまだヒットがなかった浜田選手。聖光学院・小室朱生(しゅう)投手(3年)の120球目、130キロストレートを思いっきり引っ張ると、強烈な打球はレフト前へ。2人のランナーが一気にホームに戻り、点差が4点に広がった。
仙台育英の須江航監督は試合後のインタビューで「センバツではスタメンで出ていた選手。そこから今はスタメンを譲っている形になっていますが、やっぱり経験が生きたと思います。物怖じしない、ナイスバッティングでした」と浜田選手を評価した。
今夏の初ヒットが甲子園での貴重な追加点になった浜田選手。強力な攻撃力を誇る仙台育英の選手層の厚さを感じさせる活躍だった。
(画像提供:バーチャル高校野球)
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