大谷翔平、41号ソロ！ 9試合ぶり“トンネル脱出”は137メートルの特大弾リーグ本塁打王に向け再びキング独走態勢へシーズン55.8本のハイペースを維持

【MLB】アストロズ−エンゼルス（8月13日・日本時間8月14日／ヒューストン）

　エンゼルスの大谷翔平投手が「2番・DH」で先発出場。6回の第3打席に41号ソロを放った。じつに9試合ぶりとなる目覚めの一発で、今季自己ワースト“8戦連続ノーアーチ”の長いトンネルをついに脱出して3試合連続安打を記録。依然としてシーズン55.8本のハイペースを維持して、再びア・リーグ本塁打王に向けて独走態勢に入った。飛距離136.5メートル（約137メートル）の特大弾だった。

【映像】大谷翔平、41号は137メートルの決勝特大弾！

　今季ワーストの7連敗を喫するも、2連勝で勝率を5割に戻し、9年ぶりPO進出に向けて負けられないアストロズとの3連戦に臨んでいるエンゼルス。しかし初戦、2戦目ともに投手陣が踏ん張れずに大量11失点、計22失点を喫して連敗。再び借金生活に逆戻りしてしまった。

　頼みの大谷も今季自己ワーストとなる8戦連続ノーアーチで快音を響かすことができず。それでも昨日の試合の第3打席では、今季自己最速となる打球速度190.3キロの弾丸ライナーでライトフェンスを直撃するツーベースを放って一矢報いるなど復調の兆しも見せた。

　とはいえ今季119試合目で飛び出した9試合ぶりの一発により、依然としてシーズン55.8本のハイペースを維持。同10日の二刀流マウンドで今季10勝目を挙げ、前人未到となる2年連続での「2ケタ勝利＆2ケタ本塁打」を達成した大谷。そんな大谷が、日本人メジャーでは初となるリーグ本塁打王獲得のさらなる快挙に着実に近づいていくことができれば、チームに大きな活力を、ファンに大きな喜びをもたらすことができる。

　一方、ナ・リーグではオルソン（ブレーブス）がきのう2本の本塁打を放ち、大谷を上回る42本に。二人のリーグが異なるため大谷のタイトル争いに影響はないが、ともに初の本塁打王に向けてどこまで本数を伸ばせるか注目だ。なお、ア・リーグではきのう時点で31本を放っているロベルト（ホワイトソックス）が大谷に次ぐリーグ2位につけている。今日の大谷は二ゴロ、空振り三振。（ABEMA『SPORTSチャンネル』）